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Googleのプライバシーポリシー問題、俺の知っている限りのこと

ちょっと騒ぎになっているみたいなので、俺の知っている限りのことを書いておきます。

一番俺が心配なのは、運営元や著者がGoogleと特に関係のないサイトであっても、Googleのアクセス解析が埋め込まれていることが意外に多いということです。別にGoogleのアクセス解析サービスが悪だと言いたいわけではありません、それを利用するサイトが多すぎることが問題なのです。その情報を管理しているのは全てGoogleであるわけですから、ある人のウェブ上での動向を追跡するなんてことは、かなりの部分においてGoogleには可能なのです。やろうと思えば今日にでもできます。

で、あなたがGmailやGoogleカレンダーを利用していて、個人を識別可能な情報をそこに置いていたとしましょう。すると、それらの情報を結びつけるならば…まさに今問題になっていることですが…個人を完全に特定した上で、あなたのウェブ上での動向の多くをGoogleは知っているということになりますね。また、インターネットサービスプロバイダを通じてインターネットに接続していればちょいちょい割り当てられるIPアドレスは変わるもので、IPアドレスだけで個人を追跡するのには限界がありますが、アカウントがあれば、そのアカウントにログインするIPアドレスは全て同一人であると分かります。「今日にでもできます」と書きましたが、いいえ、Googleアカウントを使っているあなたなら、そのアカウントを作った時か、ログの残っているいずれか近い日まで遡ってあなたのウェブ上での行動をGoogleは知ることができます。

ちなみに、Google前CEOエリック・シュミット氏はこんなことを言う人でした。…彼は奥さんとのセックスを人に見せるのでしょうか、それとも見せたくないからセックスしないのでしょうか、どちらも良くないと思います。俺はこのニュースを聞いて、Googleのアカウントを全て閉鎖しました。あの時閉鎖しておいて良かった、なんて今思っています。



で、Googleアクセス解析を拒否する方法ですが、Googleからアドオンが提供されています。ただ、俺にはこのアドオンを信じてよいものかどうか分かりません。Googleアクセス解析へのアクセスを遮断してくれるのならば良いですが、Googleと通信した記録がアクセス解析を利用するサイト管理者から見えないようにするだけならば結局問題は何も解決しません。で、俺はhostsファイルの書換で通信を遮断することを選択しました。…ただ、このアドオンが普及してGoogleアクセス解析が利用者側にとって使えないレベルのものになれば、Googleアクセス解析を選ぶ人も減るわけで、間接的には意味があるかも知れません。

アカウントは閉鎖すべきでしょう。Googleアカウントで提供されるサービスが受けられなくなりますが…スケジュール管理については、ローカルで動くアプリケーションを利用しましょう、オンラインにする必要のない情報はオンラインにすべきではない、これはウェブが脅威に満ち満ちている現在セキュリティの基本だと思います (シュミット氏への批判と矛盾して聞こえるかも知れませんが、これは消費者の自衛の話です、カレンダーやメール等通常人が知られたくないと思うであろう情報を扱う事業者が言う場合とは意味がだいぶ変わってきます) 。

メールは…俺は Yahoo Japan とAOLを使っています。どちらも、Gmailではできない、スパムフィルタ解除ができます。メールソフトでPOP受信をして、メールソフト上でフィルタを動かす際に便利です。また、AOLはIMAPにも対応しています (aol.jpでアカウントを作るとなぜかうちの環境ではIMAPが使えないのでaol.comにリンクしました。aol.comは英語のサイトですが、こちらで取ったアカウントであってもaol.jpからアクセスすれば日本語インターフェースが使えます) ので、スマートフォンでも使いやすいかと。yahooもIMAP対応をはじめているんでしたっけ。ただyahooはウイルスチェックが有料オプションだという問題があります。AOLはウイルスチェックは無料でついています、おそらくマカフィーです。

唯一、検索だけはGoogle以上に優秀なものを知らないので、あれからもずっとGoogleを利用しています。でもまあとにかく今回の話に限らず、リスクヘッジというか、情報を分散させる、どこかに集中させないというのは結構大事だと思います。…リスクヘッジとはちょっと違うか?ちなみにGoogleとは違う検索エンジンと思われるものは、俺の知っているだけでAsk.comBingMooterNAVERといったものがあります。

後は、基本的なセキュリティ策ですが、クッキーをこまめに消すようにしましょう。Firefoxならばブラウザを終了するとクッキーを削除するように設定が可能ですし、BetterPrivacyアドオンを使えばFlashクッキーも同じようにブラウザ終了とともに削除することができるようになります。



…Android携帯電話についてはちょっと持っていないのでよく分かりません。Android携帯電話の利用情報を「キャリア」ではなく「Google」が管理しているという情報がニュース等で言われていますが、これが気になるところですね。

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テーマ : インターネットサービス
ジャンル : コンピュータ

GoogleのCEOはプライバシーの意義を理解していないらしい

FirefoxユーザーはGoogleよりもBingを――Mozilla幹部が呼び掛け - ITmedia エンタープライズ

こんな記事を発見。

まあ、もうこの時点でウワーって色々と書きたいことが浮かんでくるわけですけれども、そこはグッと抑えてまずは情報源であるとされるアーサ・ドッツラー氏のブログを探してみることに。ついでにそのテレビで放送されたというインタビュー映像も探してみよう。一応私もこうやって情報発信する身、嘘や勘違い、裏のとれないニュースを書いて世の中を混乱させる立場になってはいけません。



多分その情報源はこれですね。

Asa Dotzler: Firefox and more: if you have nothing to hide...

問題のインタビュー映像はこちら。上の記事からもリンクされています。

YouTube - Google CEO Eric Schmidt on privacy

うーん、確かに言っています。Wikipediaにはエリック・シュミット氏の写真も載っていますが、それと同じ人物のように見えます。うん、真実でしょう、きっと。



では、これの何が問題なのか?さあ、抑えていたものを開放しますよ。

俺は米国の市民ではないので米愛国者法の内容やそれの抱える問題を知りません。よってこれに関してはあーだこーだ言いません。問題はもっと根本の部分、「If you have something that you don't want anyone to know, maybe you shouldn't be doing it in the first place. (もし人に知られたくないことがあるなら、そもそもそんなことはしないべきだろう) 」と言ったことです。プライバシーというものの意義をこの人は完全に間違えています。

この言い方から、シュミット氏はプライバシー権を主張する人を「やましいことがある人」、プライバシー権の意義を「悪だくみをするのを国家の刑事システムから咎められない自由権」であると考えていらっしゃるのでしょうが、本来のプライバシー権ってのは、極めて大雑把な言い方になってしまいますが、「放っておいてもらう権利」ですよ。日本の東京地裁でも、いわゆる『「宴のあと」事件』において、「いわゆるプライバシー権は私生活をみだりに公開されないという法的保障ないし権利」「それはいわゆる人格権に包摂されるもの(注:憲法で保障されているという意味)」と判断されています(参考 : 「宴のあと」事件 第一審 (最高裁ではないのかというツッコミもありそうですが、この事件は後に和解が成立したためこれより上の判断は出ていません)

まあ、難しいことは抜きにしても、きっとあなたは善良な一市民でしょう。まず犯罪なんかには関わっていないと思います、が、やましいことがなくてもメールの内容をあえて公開したいと思います?私生活をあえてさらけ出したいと思います?それを拒否したことで「やましいことがあるんじゃないか」と疑いをかけられたとしたら、腹が立つでしょう。一家に一台「テレスクリーン」なんてイヤでしょう。ええ、それがごく自然な考えだと思います。だからプライバシーは、ごくごく当たり前の、普通の人々の為の権利なのです。良いも悪いも関係ないんです。それはとっくの昔に決着している議論です。

それと、プライバシーでなくて、なおかつやましいことでなくても、世の中に公表されると困ることってありますよね。企業の内部情報とか、お客さんの情報とか。他人 (法人も含む) の情報を管理する職務についている人はGoogleを使ってはいけないということになりますよ。

というわけで、根本的に考え方が間違っています。まあ、どういう意図でこの言葉を発したのか、全文を見ずに判断するのも危険かも知れませんが、こんな言葉が飛び出す時点でこの人の感覚が電気通信産業の経営者としてかなり危険であるのも間違いないでしょう。

俺にとってはGoogleアカウントで扱う内容はやましいことがあるわけでなくてもやはり「something to hide」なんで、「you shouldn't be doing it in the first place」の助言に従い、Googleアカウントはとりあえず全て閉鎖することにしました。そして、他人様の情報で俺が俺の権限で管理しているもの、アドレスとか、仕事の情報とかは、将来にわたってGoogleには預けないことにします。アドレスを含む俺の情報をGmailやGoogleドキュメントで管理しようとする人がいたら、俺はこのことを伝えることにします。



さて、アカウントはもうそれで良いとして、検索エンジンですよ。アーサ・ドッツラー氏は代替の検索エンジンとしてBingを挙げていますが、Bingだとウチのブログが引っかからないんだよなあ…それは個人的な都合ですが、しかし、正直なところあまりこの検索エンジンの返す結果に満足したことがありません…これは個人的な感想か。まあ一つである必要はないんですから、他の選択肢も考えてみましょう。

ask.jp は閉鎖されましたが本家 Ask.com が日本語サービスをはじめたようですよ。韓国では、自国産の検索エンジンのネイバーなるものが高い人気を誇っているようで…日本でもそういうのが一つくらいあってもいいだろうと思うのですが…あ、それは日本語サービスもやっているみたいです naver.jp 。後は…Yahooとか?YahooもGoogleの検索エンジンを使っていたことがありましたが、それも昔の話、今は独自エンジンです。また、そのYahooのエンジンを利用した検索サイトもいくつかあります。

いずれも、アドオン Add to Search Bar によって簡単にFirefoxに登録することができます。

テーマ : コンピュータ関連ニュース
ジャンル : コンピュータ

google chromeのプライバシーポリシー

*2010年5月23日追記*
この記事で取り上げたプライバシーポリシーは既に過去のものです。現在のプライバシーポリシーは大幅に変わっています。この記事は2008年9月20日に書いたものであることをご理解の上、お読みください。
*以上、追記*

情報技術の急速な進歩とその定着に、まだ法律やそのベースとなるべき市民による議論も追いついていない状況ですが。

とりあえず、googleのストリートビューを通じて、googleのプライバシーに対する考え方に疑問がわいたという話は前にしました。とりあえずはgoogleとの付き合い方をちゃんと考える必要がありそうですな。この前話題にしたgoogle chromeのプライバシーポリシーを読んでみました。



>Google Chrome の利用時に Google に送信される情報

おそらく問題となり得るのはここでしょう。

>アドレス バーに URL またはキーワードを入力すると、入力した文字が Google に送信され
おい、ちょっと待て、いきなりかよ。キーロガー(参考 : キーロガー - Wikipedia)か?トラッキングか?

>サジェスト機能によってユーザーの探しているキーワードや URL の候補が自動で提示されます
びっくりした、サジェスト機能か。別にこれは特には問題にならないかな、Firefoxなんかにもついているわけだし(昔これに関連する不具合に悩まされたので俺は切っていますが)。ああ、でもURLがGoogleに送信されるのはサジェスト機能とはいえトラッキングされるようで嫌だな。こちらが特定されていなければそんなに問題ではないんだけれど。

>Google Chrome には、1 つまたは複数の固有のアプリケーション番号が割り当てられます
特定されてましたァァァァァーーー!

まあ、ベータを名乗っているわけだから仕方がないのかな…。利用者にはどうぞ利用して下さいと言っているのではなくてテストをして下さいと言っているのであって、テスト環境や発生した不具合の追跡調査なんかも必要でしょうから。



はい、まとめ。

googleにその意図があれば通常の感覚以上にクリティカルな個人情報を掴まれる危険があります。これとgoogleアカウントを組み合わせれば最強でしょう。メール・ドキュメント・検索結果、そして固有のアプリケーション番号とサジェスト機能。個人を特定した上でその趣味嗜好までさぐり、ネット上での行動を追跡・監視するのも夢ではありません。

ただし、google chromeに固有の部分に関してはベータテストだから当たり前といえば当たり前です。googleに個人情報収集の意図があるとはこれだけでは判断できません。それに、サジェスト機能は切ることもできるみたいですし。

テストに参加するかどうかは皆さんにお任せします。俺はしません。


追記

あのプライバシーポリシーはベータテストのためではなかったようです。上のリンクに飛んでみれば分かります。それどころか、俺が危惧したGoogleアカウントとの組み合わせがとうとう実装されたようです。まあ、堂々と宣言されて、無効にする方法が一応設けられているという点でこっそりやられるよりはだいぶマシですが。

Chrome(正確には開発版であるChromium)から、Googleに何かを送信する機能やIDを除いたとされる SRWare Iron というものも存在するので、俺はこちらをおすすめします。


更に追記

GoogleのCEOはプライバシーの意義を理解していないようです。この発言と彼らの掲げるプライバシーポリシーを皆さんはどう考えますか?俺?俺はとりあえずGoogleアカウントは全て閉鎖しました。あえて公開する必要のない情報を沢山含みますから。


もう一つ追記

このプライバシーポリシーは大きく変更されました。こちらをご覧ください

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