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OpenOffice.org

OpenOffice.org動作画面

OSのことばかり書いていますけれど、アプリケーションソフトこそが重要なんですよ。いくら立派なパソコンに立派なOSがあったとしても、やりたいことがあってかつそれに見合うアプリケーションがなければ、だれも起動しないわ。十年前、iMacを買った人の何割かがそうだったとか、そうでなかったとか…。



アプリケーションの事も書かないと「脱マイクロソフト」としては片手落ちなので、書きます。第一回はOpenOffice.org

まあ、有名なソフトなので、ググった方がより正確で詳しい情報が手に入るでしょうが、知らない方のために簡単に説明しますと、無料で自由に使えるオフィス統合ソフト(=オフィススイート。今はこっちの方が通りがいいのか?俺が初めてパソコンに触ったときには統合ソフトとか呼ばれていたんだけど)。オフィススイート(Office Suiteね。Sweetではないよ)とは、代表例をあげてしまえばMicrosoft Office(以下MS Officeと呼ぶ)だ。

Debian etchではバージョン2.0のものが標準でインストールされるため、Debian etchでオフィスソフトを使おうとするならまずこれ。ちなみにこれ、Windows版も用意されていますので、今までこのブログに書いていたことについてこれなかったという人も問題なく使えます。



特徴をあげると、

・無料とは思えない高性能

ワープロ、表計算、データベース作成・管理、プレゼンテーション、HTMLエディタ、図形描画、その他色々な機能があります。.pdfファイルの作成もできます。正直初めてこれを見たときには感動しましたよ。だって、MS Officeが1パックウン万円もするのに、こんな多機能なソフトが無料だなんて。まあ、由来を調べてみたら、会社の買収に伴う方針転換で商用ソフトを無償公開・コミュニティ開発に切替えた物だったんですが。

・MS Officeとの互換性

オフィススイートでほぼ市場を独占しているといっていいMS Officeとある程度互換性があります。つまり、MS Office形式で保存されたファイルが読めて、また作成した書類をMS Office形式で保存できます。ただし、完全ではないようで、たまに読めないファイルに出会うことも。だから、俺はこれでMS Office形式の書類を作ったときは念のために文章だけでも.txtファイルにして添付するようにしています。
しっかし、これがただで手に入るのにMS Officeにウン万円も出す気は正直起きません。

・Open Documentの採用

普通、オフィス用のソフトで作成したファイルは作成したソフトと同じ種類のソフトでしか開くことが出来ません。MS Wordで作ったファイルは一太郎では開けませんし、逆も然り。さらにいえばMS Wordの現行バージョン2007で作ったファイルとWindows95時代のバージョン6.0でつくったファイル、同じソフトであるにもかかわらず相互利用は保証されません
そういった問題を解消するために生まれた規格がOpen Documentと呼ばれるもの。この規格を採用しているオフィス用ソフトでは、異なるソフト間・バージョン間でファイルの互換性が保証されるんだそう。国際標準規格としてISO/IEC 26300認定を得ており、MS Officeや一太郎でも追加モジュールを入れることで読み書きできるようになるのだそうです。MS Officeとの互換性が不十分である事についてはこっちで対応できるってことですね。



実際に使ってみると、良い意味で「ああ、世の中には暇な人がいるもんだなあ」と思うよ。それだけ多機能・高性能。今現在俺は大学へ提出するレポート・プレゼンは全てこれで作ってます。特にこれのプレゼンテーション用機能"impress"で作ったプレゼンファイルがPowerpointで動いたときには神に感謝したい気持ちにすらなった。まあ、ゴテゴテとした装飾のないシンプルな奴だったから動いただけなのかも知れないけど。ゴテゴテとやっちゃうと対応できない部分が出てくるかもしれない。

ただし、重たい印象は禁じ得ない。四年前のパソコンだからかもしれないが、動作がかなりもっさりした印象で、なにより起動が遅い。Windows上にもインストールしているが、多分MS Officeの方が(少なくとも起動に関しては)若干速いんじゃないだろうか?文章を打つときは大抵の場合先にテキストエディタで打ってしまうのでそんなに気にならないが、表計算とかは直接打ち込む場合が多いだろうからいらいらするかも知れない。



ま、無料だから試してみる価値はあると思いますよ。感動して使いつづけるもよし、使えないと思ってさっさと破棄するもよし。


追記

ところで、Ubuntu/Debianで公式のパッケージ管理システムからインストールできるOpenOffice.orgは、本家のものではなく、Go-OOという派生品なんだそうです(出典:何気なく使用していた最良のオフィススイートGo-OO - SourceForge.JP Magazine)。これは、OOoのコードを提供したSun microsystemsではなく、SUSEやEvolutionでお馴染みのNovellを中心に進められているプロジェクトだそうですが、こちらの方が軽くメモリ消費も少ないんだそうです。互換性が気になりますが、OpenDocument対応なので多分大丈夫でしょう。

Windows版も用意されているので、OOoが重くて困っている方はこっちを使ってみるのも良いかもしれません。

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テーマ : ソフトウェア
ジャンル : コンピュータ

プリンタを使いたい

さて、プリンタ。
*今回はetchに限った話です。lenny以降に関しては流し読みの後、最後にある追記を参照してください。



はじめに断っておきますが、今回を含めカテゴリー「Linux導入記」の記事は、所謂「ハウツー」のつもりで書いているわけではありません。そりゃ、出来れば俺だってハウツー書けるようになりたいですよ。でも、様々な人がそれぞれの環境・それぞれの目的でLinuxを導入するにあたって出会うであろう様々なトラブルについて、いちいち解説を入れられるほど技術も経験もないんです。一初心者の経験談として読んで下さい。

何が言いたいかって、あなたがこれから読む記事はキヤノンの提灯記事ではないんです。俺が今キヤノンのインクジェットプリンタiP4200しか持っていないから、これについてしか書けないんです。御了承下さい。



メーカー製のドライバがあればそれを入れるに超したことはないのでキヤノンのサイトへ。

山田優に蒼井優、夏帆が微笑んでいるそばを(断腸の思いで)通り過ぎ、ドライバのページへ。夏帆はリハウスガールだった時にCMで初めて存在を知り「可愛い娘じゃん」と思って検索したら…あの娘は当時十四歳、自分で自分に引いたね。蒼井優はフラガールの演技が良かったよね。観てないけどね。山田優は…こんな話どうでもいいね。

なんと、運の良いことにLinux向けのドライバを用意しているそうな。自分のプリンタPIXUS iP4200を選択。



うわー、悪夢の.rpmファイル。.rpmのパッケージはパッケージ管理システムにRPMを採用しているディストリビューションで使われる。そして、Debianは違う(ちょっと翻訳調にしてみた)。

しかも、推奨環境を見たら
TurboLinux
SUSE Linux
たったこれだけ。

SUSE Linuxはヨーロッパで支持率が高く、世界シェアは2位らしい。一方、TurboLinuxは聞き覚えのある人もいるかもしれないが、日本の会社でライブドア傘下。有償。

しかし、世界シェアはでかいとはいえ日本でSUSEを使う人は結構レア。TurboLinuxに至っては…業務妨害をするつもりはないんで詳しくは書きませんが、2chのLinux板の評判を見るに、もう未来のないディストリビューションであることは間違いないみたい。

まあ、このドライバ配布で金を稼いでいるわけではないからどうでもいいんだろうが、コンシューマー向けプリンタのライバルであるEPSONもろくろくLinux向けのドライバを用意してこない現在、Debian・ubuntu・Fedora等日本で名の通っているディストリビューションに対応しておいた方が俺みたいなニッチの心をがっちり掴めると思うよ、キヤノンさん。EPSONさんも、キヤノンさんが本腰を入れる前に先手を打ったらニッチ市場を仕切れますぜ。ニッチとはいえ今後成長しないとは言い切れない分野だと思うので。



rpmとDebianの違いはあれど、同じLinuxである。windowsのソフトをmacにインストールしようとしているわけではないんだから、何とかする方法はあるはずだ。rpm deb 変換でググってみたところ、alienというパッケージを使えば良いという情報が手に入った。

# aptitude install alien

さっさとやりましょう。デスクトップに"cnijfilter-common-2.60-3.i386.rpm"、"cnijfilter-ip4200-2.60-4.i386.rpm"、"cnijfilter-ip4200-lprng-2.60-4.i386.rpm"を落としてきたので、

# alien -i cnijfilter-common-2.60-3.i386.rpm
# alien -i cnijfilter-ip4200-2.60-4.i386.rpm
# alien -i cnijfilter-ip4200-lprng-2.60-4.i386.rpm

実行。alienは.rpmファイルからDebianのパッケージ管理システム用の.debファイルへの変換もできるらしいが、コマンドに"-i"のオプションを付けることで直接インストールもしてくれるようなので、直接いっちゃいました。



エラーメッセージを返してきたが、このオプションをつけたらうまくいくかも、みたいな提案もついてきたのでそれに従ってみる(すんません、その提案メモし忘れた)。

今度はエラーメッセージを吐かなかったので、うまくいったのだろうか?



Linux上でプリンタはCUPS(Common Unix Printing System)というアプリケーションが受け持つらしいが、これが面白いことに設定画面へのアクセスがwebブラウザなのだ(プリントサーバとして使うためか?)。CUPSがインストールされたUNIX環境で、http://127.0.0.1:631/にアクセスすると自分のシステムのCUPSの設定画面に飛ぶ。

ここでプリンタの接続を確認し電源を入れ、管理タブをクリック。 「新しいプリンタが見つかりました」とみっつのプリンタが表示される。USB Canon PIXUS PIXUS iP4200と出ている行の「このプリンタを追加」をクリック。残りのふたつはパラレルポートと出ているが、パラレルポートに挿していないので無視。

「モデル」と一覧表示されている中から選ぶか、自分でPPDファイルを指定せよと指示が出る。

はて、PPDファイルとは何ぞや?

モデルの中にiP4200はなかったので、自分でどこかにインストールされたそのPPDファイルを指定しなければならないのであろう。先ほどのドライバの説明書をもらってきて、どこに何がインストールされたか確認する。曰く、/usr/share/cups/modelにcanonip4200.ppdというファイルがインストールされるそうなので、そこを探す。見つかる。指定して実行。

プリンタが正しく追加されました、とのメッセージが。



プリンタタブに移行。テストページ印刷のボタンがあるのでクリック。

うんともすんとも言わない。

設定を見直してみる、接続も見直してみる、電源が入っているかも見直してみる、そもそも故障していないかとwindowsを立ち上げてプリントテストしてみる。

全く問題はない。つまり、ドライバの問題だ。まあ、しかたないよね。イレギュラーなものをイレギュラーな方法でインストールしたんだから、問題が起きて当り前。



というわけで振り出しに戻る。一旦「デスクトップ→システム管理→Synaptic」をクリック。rootのパスワードを聞かれるので、入力。「alienによる変換」という項目から、インストールした三つのパッケージを削除。このSynapticとは、aptの機能をGUIで使えるものだと思ってください。

さて、別の方法を探そうか。google検索でdebian canonなんかをキーワードにして調べてみると、Debian向けのパッケージを作ってくれている人がいました。Debianプリンタドライバパッケージ



ここの指示に従い/etc/apt/sources.listに

deb http://mambo.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~takushi/debian ./

を追加。さらに指示に従い、

# apt-get update
# apt-get install libcnbj-2.6 bjfilter-2.6 pstocanonbj

で、先ほどの要領でCUPS設定画面にアクセス、/usr/share/cups/model/canonip4200.ppdを指定、テストプリント。

成功。

すげー、これ個人でDebian向けに改変して配布しているのかな?ありがとうございます。

もうひとつすごいのは七十行弱にわたってあーでもないこーでもないと書いたことが十二行で解決しちゃった…。ほんと、指南書じゃなくて体験談だからその辺はご勘弁を。



後は…DVDが見たいねえ…。


追記

ところで、上記のサイトで配布されるドライバ、lenny以降のDebianには入らないようですが、iP4200に関しては、lennyにデフォルトで入っていたらしいCanon PIXMA iP4200 - CUPS+Gutenprint v5.0.2などというドライバで動きました。どうやらこのPIXMAなるもの、PIXUSの海外向けブランドだそうで。

そう、DebianのCUPSにはデフォルトでかなりの数のドライバが入っているっぽいので、まずそれで動くかを確認してみるのが良いと思います。

テーマ : UNIX/Linux
ジャンル : コンピュータ

Debian etchで音を出す

前回までグラフィックボードのドライバで四苦八苦していたわけですが、あれはnVidia製のチップを搭載したボードの例で、nVidiaと双璧をなす旧ATI(現AMD)はどうなのか、という話ですが…

二ヶ月ほど前、ドライバのオープンソースでの開発が正式に決定したと発表がありました。よって、将来性がないわけではないんですが、今現在新しくパソコンを手に入れようとしている人で、Linuxを使う可能性のある人でグラフィックボードを酷使したい人にATI・AMDのグラフィックボードはお薦めできないと2chに書き込んでありました。まいったなあ…次パソコンを組むときはAMD690で組もうと思っていたのに…。



さて、今度はサウンドの設定ですが。



インストール直後の状態で…


オンボードのサウンドデバイスにスピーカーを繋いだ場合、音が鳴っているのが確認できた。音量調節等も問題なくできる。

PCIスロットにサウンドボードAUDIOTRAK PRODIGY HD2を取り付けているが、そっちにスピーカーを繋いでも音は出ない。


まあ、簡単に言ってしまえばウチのパソコンにはサウンドボードがふたつ付いていて、それらは競合するためどちらかしか動かないということ。というわけで、BIOSのメニューからオンボードのサウンドをDisable。そしてexit and save changes。

しかし音が出ない。

しかたない、また検索だ。しかし、考えるとインターネットって便利よね。知りたいときに知りたい場所で知りたい情報を知る事が出来るんだから。



Debian etchの(というかカーネルのバージョンが2.6以降のほとんどのLinuxディストリビューションの)サウンド関連のデバイスドライバはALSAと呼ばれていて、カーネルの中に組み込まれているようだ。

# alsaconf

このコマンドで対話的にサウンドカードの選択が出来るらしい。じゃあしかたない、やってやろうじゃないの。



対話形式の画面に従って操作(といってもEnterキーを押しただけだが)し、どうやら目的のサウンドデバイスの選択らしい画面に。via82xxとice1724とLegacyなんちゃらという選択肢が並んでいるが…

とは、たぶん内蔵サウンドデバイスだ。Disableしたのにしぶといヤツだ、いまだに生きていやがるとは。ice1724とはPCIスロットに挿してあるサウンドボードのコントローラーチップの名前なので、こいつを選択。LegacyとはISAなんちゃらかんちゃらと書いてありますが、ウチのパソコンにはISAスロットはない(どころか今世紀に入ってから生産されているのだろうか)のでこれは何なんでしょうか。とりあえず無視。

設定が完了したようなメッセージを発してプロンプトが現れたので、これで音が出るようになったんだろうか?スピーカーの音量に注意して何か音を出してみると…。



ボリュームがでかいが音が出た!喜ぶのはまだ早い、システムの方でボリューム調整をしなければ。ネットで調べたことによれば、ボリュームは

$ alsamixer

とか、

$ amixer

で調整が…利かない。Ubuntuのユーザーフォーラムに投稿された記事によると、うまくいかない場合ALSAのバージョンが古いせいであることが考えられるらしい…まさに(安定志向の反面新しいものに弱い)Debianの悩み。ま、でもとりあえずメディアプレーヤー系のソフトにつくボリュームは利くし外のアンプで音量調整できるので、とりあえず放っておく。

それより、Debian起動の度にalsaconfを実行しないと音が出てくれないのはなんとかならんかねえ。オンボードのサウンドをDisable出来ていないのか。
*どうやらDebianインストール時に「すりこみ」があるようで…原理は分かりませんが、どうやらインストール時にデフォルトであるとしたサウンドデバイスをいつまでもデフォルトと考えつづけるようです。



さて、他に重要な周辺機器といったらやっぱりプリンタでしょう。というわけで次回はプリンタ。


追記

lenny以降、alsaconfは使えなくなったようです。lenny以降のサウンドデバイスを複数繋いでいる場合の優先順位の変更方法はこちら

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nvidiaドライバのインストール2・xorg.confの設定

毎度おなじみDebian etchインストール日誌。



contrib non-free設定を終えたので、

# aptitude update

でパッケージリストを更新。

しっかし、コンパイルってどうやったら良いの?そりゃ、ほとんどの作業は自動でやってくれるんだろうが、めんどくさいわあ…。何か他にいい方法ないかな…。コンパイル済みのドライバがネット上に落ちてないかしら?



とりあえず、ダメもとでaptitudeのサーチコマンドでアップされているパッケージを確認してみる。

# aptitude search nvidia

「nvidia」という文字列を含むパッケージがダーッっと上がるが、その中に

NVIDIA binary kernel module for 2.6 series compiled for~

という説明のついたパッケージを発見。

あるじゃん!コンパイル済みのドライバ。パッケージの名前が"nvidia-kernel-2.6.18-5-486""nvidia-kernel-2.6.18-5-686""nvidia-kernel-2.6.18-5-k7"という感じだが、nvidia-kernel-~に続く数字はカーネルのバージョンだ。起動する度にGRUBブートローダに表示されるから、そのくらいの事は分かるようになった。よーするに、自分の使っているカーネルのバージョンに併せてコンパイルされたパッケージをもらってくれば良いってことね。

というわけで、まずは自分の使っているカーネルのバージョンを次のコマンドで確認。

$ uname -r



(ここから次の罫線まで話が脱線しましたので、nVidia関連でお困りの方は読み飛ばしてくれて結構です)

このコマンドでカーネルのバージョンが確認できる。俺の場合は「2.6.18-5-486」だったので、…ちょっと待て、486っていうのはインテルのCPU規格であるx86の32bit版の、だいぶ昔の製品の型番だ。686ってのがインテルの最近の製品の型番、k7ってのはまさに今使用中のAthlonの型番である。互換性はあるので(実際動いてくれているし)、問題はなさそうなんだが…k7のCPU使っているんだから、k7カーネルを使った方が良いんじゃないか?

というわけで、さらに色々とインターネットで検索した結果、カーネルのパッケージは"Linux-image-~"という名前でaptitudeで配布されている事が分かりました。

# aptitude search k7

これで今使っているカーネルとバージョンが同じでCPUが違う"linux-image-2.6.18-5-k7"というファイルが引っかかってくれた。他にもいくつかそれらしいパッケージがあるが、必要ならばaptitudeがなんとかしてくれるはずなので、放っておく。

# aptitude install linux-image-2.6.18-5-k7

また例によって色々と聞いてくるが、よく分からないので全て「はい」。



で、再起動してみる。GRUBブートローダに選択肢が増えて、先ほどインストールしたk7用カーネルが起動可能になっているのでそれを選択。

ちゃんと立ち上がってくれたので、用済みのカーネル2.6.18-5-486を削除しちゃいましょう。

# aptitude remove linux-image-2.6.18-5-486

なんと、カーネルの入れ換えまで出来ちゃいました。素晴らしきaptitude。




$ uname -r

カーネルのバージョンをあらためて確認。「2.6.18-5-k7」となっているので、

# aptitude install nvidia-kernel-2.6.18-5-k7

これでインストールは出来た。このやり方を推奨しているサイトはなかったが、今のところグラフィックボードにある程度負担をかけるような作業でも特に問題が出ていないので、多分これで良いんだとは思うが、保証は致しません。自己責任で。



あとはxorg.confの書き換えである。ネットで色々な所の解説を見るに、/etc/X11/xorg.confを管理者権限のテキストエディタで開き、


Section "Device"の項目を探して

 Driver"nv"(もしくは"vesa")となっているところを"nvidia"に変更。

 続けて

Option "AddARGBGLXVisuals" "True"

 という行を追加。

・末尾に

Section "Extensions"
Option "Composite" "Enable"
EndSection

 と追記。


これでいけるらしい。この情報元のサイトは既になくなっているが…。



作業開始。この作業は、絶対にviでの作業方法を確認してからすること。というのも、これの設定を間違えると、Xが起動しなくなる恐れがあり、もしそうなったらGUIのテキストエディタは使えないからだ。

# vi /etc/X11/xorg.conf

終わったら再起動。

よし、ぐしゃぐしゃの画面から開放された。



次はサウンドをなんとかしたい。

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nvndiaドライバのインストール1・aptの設定

debian nVidiaとか、etch nvidiaで検索をかけてみたが、様々な情報が目に入ってきて、しかもそれぞれ内容が違っていたりして、よくわからなかった。



しかし、分からないなりに目に入ってきた情報を整理。

1. ドライバのパッケージはaptitudeの機能で手に入る。
2. ただし、手に入るのは"nvidia-kernel-source"という名前のソースコードパッケージ。自分でコンパイルしてやる必要がある。
3. コンパイルが終わったら、ファイルシステムの/etc/X11/にあるxorg.confを手書き(ペンと紙ではなくテキストエディタで、だが)で編集する

嬉しいお知らせと悲しいお知らせ、どっちが先かみたいな話だが、1.は間違いなく嬉しいお知らせだ。しかし、2.3.は悲しいお知らせである。コンパイルというのは、人間の目にも読めるプログラミング言語で書かれたプログラムをCPUが読めるように機械語に翻訳する作業だ。十年以上パソコンに触ってきたが、この作業やったことがなかった。いきなりハードル高すぎやしない?設定を直接手書きするってのも、windowsのレジストリをいじった事はあるけど出来れば避けたい作業だった。



でもしょうがない、ここで放り投げるわけにはいかん。

# aptitude install nvidia-kernel-source



何も引っかかりません。

aptitudeでインストールできるパッケージの一覧は

# aptitude update

で更新できるそうだが、それをやってinstallコマンドを繰り返しても何も変わらない。

しかし、Debianのサイトパッケージ検索にはきちんと引っかかる



…ん?この右上にある赤字の[non-free]ってのはなんだ?そういえば、さっきの検索のページにもセクション:maincontribnon-freeというポップアップがあったし…。



さらに調べてみたら、この"main""contrib""non-free"はパッケージの区分で、デフォルトではmainの区分に属するパッケージしかaptitudeに引っかかってくれないということが分かった。contrib,non-freeのパッケージをインストールできるようにするには、ファイルシステムの/etc/apt/にあるsources.listというファイルを管理者権限のテキストエディタで開き、

deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main contrib non-free
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main contrib non-free

deb http://security.debian.org/ etch/updates main contrib non-free
deb-src http://security.debian.org/ etch/updates main contrib non-free

以上の記述の部分を探して太字の通り文字列を追記する必要があるとのこと。



管理者権限でテキストエディタを開くには、もちろん

$ su
# gedit

で良いのだが、システムに、特にXに異常が起きて復旧に設定ファイルをいじる必要があるとき、X上での動作が前提のgeditは使えない。ので、コンソール上で動くもっとシンプルなviというテキストエディタの使い方を覚えておくと便利とのことだった。
とはいっても、すぐには覚えられないので、簡単に使い方を解説してくれているサイトを探して印刷しておく(プリンタはまだ使えないので、Windowsに戻って作業)。



はい、印刷が終わったのでDebianを起動して

# vi /etc/apt/sources.list

で、上記の作業を行う。



長くなったので、今日はここまで。

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pppoeconfのインストール

Debian etch導入日誌です。インストールまでは終わったが、グラフィックボードのドライバが合わないのか画面が乱れている状態です。

*タイトルの通り、今回はPPPOE接続をすることについての記録です。Debianインストール時にDHCP接続の自動設定に任せた場合、インターネットに自動で接続できるようになっているのでご安心を。



画面がぐしゃぐしゃだが、全く文字も判別できないというほどではないので、とりあえずインストール時に指定したユーザー名とユーザーパスワードを入力してログイン。

*この画面の乱れをスクリーンショットに撮りたかったが、キーボードPrintScreenキーを押して撮れるスクリーンショットには乱れは生じていなかった。ということから、コンピュータの内部処理では問題は生じていないものの、ディスプレイの出力の部分で問題があるということになるのだろうが、なんか、先生の見ているところだけで優等生を演じる小学生のようでかなりむかつく。

インストールの時や最初のローディング画面では全然画面は乱れたりしていなかったので、ひょっとして解像度をいじったら何とかなるかもしれないと思い、上のメニューの「デスクトップ→設定→画面の解像度」で画面の解像度をひとつ下げてみる。



お、画面の乱れはとりあえずなくなった。しかし、この解像度では画面が狭すぎるのでどうにかしなければ…とりあえずインターネットだ。インターネットに繋げば情報が得られる、ADSL/PPPOE何とかだ、

*しつこいようですが、以下はPPPOEネットに接続する場合の問題です。インストール時にDHCP接続を選んだ場合、自動でネット接続するようになっているのでご安心を。

*Ctrl+Alt+F1(F2~F6でも可)で真っ黒な画面に白字のコンソール(これについては後述)に移動できるそうです。このコンソール画面には画面の乱れが(俺の環境の場合)現れなかったこと、ここから行う画面の乱れを取り除く一連の作業はコンソールで行うので画面の乱れがどうしても気になる人はこっちで作業するのがいいかも。X(マウスで操作する画面)に復帰する場合はCtrl+F7。

ない!!

インストール時に読み込ませたはずなのに!!どこにもない。



こういう時はKNOPPIXだ。KNOPPIXにはそのPPPoE接続するためのソフトがある。KNOPPIXとDebianはシステムは同じだから、KNOPPIXのPPPoE接続のプログラムのショートカット指定を見てそこを探せばあるはずだ。

というわけでKNOPPIX起動。「ADSL/PPPOE configuration」のプロパティのショートカット指定を見てみよう…。



ごめんなさい、これはショートカットじゃありませんでした。

そもそものプログラムの扱いがLinuxとwindowsで違うようだ。わかったことは、このPPPoE何とかをクリックしたときにこいつはOSに「su」という命令を送った後に「pppoeconf」という命令を送っているということだった。



命令を直接OSに送るということはあれだ、windowsにおけるコマンドプロンプトだ。「コンソール ターミナルプログラム」というそれらしきものがランチャに入っていたのでクリックして起動。やっぱりそれらしい画面が立ち上がる。「$」につづけて「su」と入力してenterしてみる。すると今度は「$」が「#」に変化したが、続けて「pppoeconf」と入力する。

*これ以降こういったコマンド入力をするときは以下の様に記述します。

$ su
# pppoeconf

この前見たインターネット接続のアプリケーションが立ち上がりました。



よし、これで良いんだ。ということで、気を良くしてDebianを起動。上のメニューの「アプリケーション→アクセサリ→GNOME端末」をクリック。さっき見たようなそれらしいコンソール画面が立ち上がる。

$ su

ここで、パスワードを求められた。なんだかよくわからないが、とりあえずユーザーパスワードを入力してみる。

はじかれる。

それでは、ということで今度はシステム管理者パスワードを入力してみる。すると、さっきのように「$」が「#」に変わる。

*やはりこれも後でわかったことだが、この「su」というコマンドはユーザーの切り替えのコマンドで、切替先のユーザーの指定がなければ管理者権限となるらしい。それで管理者パスワードが求められていたのだ(KNOPPIXではそもそも管理者権限のパスワードを指定できないので訊かれなかった)。システムに変更を加えるにはこの管理者権限が必要だそうだが、これは意外に便利ではないか。ウィルス・スパイウェア等悪意あるプログラムに侵入されても管理者権限さえ渡さなければやつらは何もできないのだ。ともかく、管理者権限でコンソールを動かすときは「#」と出るので、これ以降「#」が頭につくコマンド指示は管理者権限だと思ってください。

# pppoeconf

そんなコマンドはねえよ、といわれる。さて、困ったぞ…



しかし、デュアルブート環境ってのは片方でトラブルに見回れても、もう片方がしっかりしていればたいして困らないわけで。windowsに戻ってインターネットでいろいろと情報を集めましたよ。



Debianには「apt」「aptitude」という強力なパッケージ管理システムが存在しており、例えば

# apt-get install パッケージ名

とか、

# aptitude install パッケージ名

と指示するだけで、たったこれだパッケージ名に指定されたアプリケーションとそれを動かすのに必要なパッケージを探してきてインストールしてしまうという。特に後者はそれを動かすのに「あった方がいい」というものまでまとめてインストールしてくれるという非常にありがたい機能である。



じゃあ、やりましょうか。

# apt-get install pppoeconf

インターネットに接続もしていない状態でどこから探してくるんだという話ですが、インストールディスクを挿入しろと指示が出たのでそこから探すんでしょう。

あっという間にインストール完了。

# pppoeconf

KNOPPIXと違ってマウスが使えないのが気になるが、とりあえず指示通りにプロバイダに接続するためのIDとパスワードを入力。KNOPPIXでは指示には全てyesで大丈夫だったので、こちらも全てyes。接続完了。



とはいえ、あの画面のぐしゃぐしゃをどうにかしなきゃならないので、喜んではいられない。次回、nVidiaのドライバをなんとかしましょう。

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Debian etchのインストール・パーティショニング

Debian etchのインストールの続き…

ネットワーク接続を認識できたら、ディスクのパーティショニングに入る。デュアルブートをしない場合は別に何も考えずとも良いのだが、以前書いた通り、ハードディスクのひとつの領域にふたつの起動可能なOSは共存できないので、Windowsと共存させるにはハードディスクを区切るか別のハードディスクを用意してそこにインストールしてやる必要がある。

ここで新たにハードディスクを区切ってやることも出来るようなのだが、使い方がよく分からない。区切る場合はKNOPPIXに搭載されている"QTParted"というソフトを使って事前に区切っておいて、インストール時にそのパーティションを選択してやるというのが一番分かりやすいと色々な所で紹介されております。さすが、インストールしなくても使えるOSは何かと便利ですなあ。使ったことはないが、いつか使ってみてここでレビューします。

Debian用にどのくらいの容量を用意したら良いかですが…、etchでは最低5ギガバイト必要と公式マニュアルには書いていますな。デスクトップなしでは1ギガでいいとありますが、デスクトップなしというのはよーするにマウスが使えない、Windowsでいうところのコマンドプロンプトだけのものになっちゃいますからね。サーバーだったらそれでも良いんでしょうが。扱うデータにもよりますが、20GBも割り当てておけばそんなに困ることはないかと。



自分の場合はIDEのプライマリのマスターにWindowsをインストールしてあるハードディスクを、スレーブに空の120GBハードディスクを接続しているので、後者にインストールする。

以下、ITProのインストール完全ガイドと比べながら見てくれるとうれしい。


「ガイド - ディスク全体を使う」「ガイド - ディスク全体を使いLVMをセットアップする」「ガイド - ディスク全体を使い、暗号化LVMをセットアップする」「手動」の四つの選択肢が現れるが、当然ディスク全体を使うつもりはないので「手動」を選択。


すると、ハードディスクとそのパーティションの一覧が表示される。プライマリチャンネルのスレーブに接続されたハードディスクを選択。このディスク内のパーティションを全て削除しますかと聞かれるので「はい」を選択して続行。先ほどの一覧画面に戻るが、スレーブのハードディスクのパーティションが全て削除されたかわりに「空き領域 120GB」という項目が出来ているので選択。


なお、一台のハードディスクをKNOPPIXのQTPartedで区切った場合には、パーティション一覧に出ているはずなので、それを選択してやればよい、んだと思う…。


パーティショニングについて訊かれるので「ガイドによるパーティショニング」を選択。「すべてのファイルを1つのパーティションに(初心者ユーザには推奨)」「/homeパーティションの分割」「/home,/usr,/var,/tmpパーティションを分割」と三つのガイドの選択肢が出てくる。ちなみに、僕は初心者である。


パーティション計画を終えたので「パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み」を選択。最終確認の画面が出るので、良く確認して「はい」。


指示に従ってシステム管理者パスワード、ユーザー名、ユーザーパスワード、ドメインネームを指定。


パッケージのインストールにネットワークミラーを使いますかという問には勿論「はい」。パッケージの指定には…基本システムとデスクトップ環境だけでいいや。サーバープログラムも指定できるけど、うちのパソコンはサーバー用途ではないし、サーバープログラムというのは外部のコンピュータから命令を受け取って動作するという構造上それ自体が潜在的なセキュリティホール(攻撃の足掛かり)であるわけで、必要ないサーバープログラムを入れないのは鉄則だ。


すると、パッケージのダウンロードとインストールが始まるので、しばらく待つ。


Xで使用する解像度を選んでくださいと出るが、既に指定されているので「これで本当に大丈夫か確認して」的な意味合いか。そのままにしておく。

*"X"というのがよくわからないけど、windowsとmacで一般的になったグラフィカルな画面上でマウスを使って操作する、あのスタイルをUNIX/Linux上で実現するためのシステムが"X"、正式名称を"X Window System"というらしい。


さて、GRUBブートローダのインストール。「以下のOSが検出されました。デュアルブート可能なようにマスターブートレコードを上書きしますか」的な問いが出るのでびびりながらも備えはあるので「はい」を…あっ、一応検出されたOSが間違ってないか確認。そして堂々と「はい」。


そして指示に従いディスクを抜いたら自動的に再起動!



GRUBブートローダが立ち上がり、そこからDebian GNU/Linuxを選んでenter。

黒い画面に白文字がバーっと流れた後、グラフィカルな画面が立ち上がると思いきや…

画面がぐしゃぐしゃだ…。



はい、いきなり恐れていたことが起きました。まあ、インストールし終わった後も設定をいじらなければならないのはWindowsにおいてもよくあることなので、次回以降それをいじっていきましょう。

テーマ : UNIX/Linux
ジャンル : コンピュータ

Debian etchのインストール・ネットワークの認識

*今回のトラブルは旧TEPCOひかりで、ルーターを介さずに直接接続している場合の話です。ルーターを介していて、ルーター自体がちゃんとネットに接続できている場合はこんなトラブルは起きません。ご安心を。



はい、前回用意したnetinstCDをドライブにいれたまま再起動。

Debianのロゴが出て、

Press F1 for help or Enter to boot:

と入力待ちになるが、etch以降のバージョンではここで

installgui

と入力しEnterキーを押すとマウスの使えるグラフィカルなインストーラが起動する。(installと入力するとマウスが使えないブルーバックの味気ないインストーラが起動するが、実はキーボードから手を離さなくても良い分その味気ないインストーラの方が楽だったりする)

*インストーラの使い方に関してはNikkeiBPの特集インストール完全ガイド Debian GNU/Linux 4.0およびDebian JP Projectクイックインストール解説が詳しいので、インストールするときは一通り目を通しておいて、さらにプリントアウトしておくといいかも。

起動した後、指示に従い進む…

DHCPネットワークの自動認識という画面が表れる。そして、失敗の表示。何度やっても失敗する。

ちょっと待てい!!ネットワークインストールなのにネットワークの認識に失敗したら何にもならないじゃないか…

*そのまま進むと基本システムのインストールだけはできる。

ネットワークの自動認識の時にDHCPネットワークがどうだのこうだのといっているが、そもそもこれは何なんだ?うちのシステムはDHCPネットワーク云々というものがあるのか?それにKNOPPIXで接続できたときは「ADSL/PPPOE configuration」というアプリケーションを使ったが、このPPPOEって何なんだ?



DHCP」や「PPPOE」をキーワードに検索をかけてみたところ、

DHCPはLAN用の通信技術。

PPPoEも通信用の技術で、ダイヤルアップ接続の様にプロバイダとの接続開始にIDとパスワードを必要とするブロードバンド接続に利用される

ということは理解できた。おそらくルーターを介してネット接続する場合は、ルーターとパソコンはLANの関係であるからDHCP接続なんだろう。では、ルーターのないこの環境は?実際にPPPoE接続できたんだから、うちの通信線である旧TepcoひかりはPPPoE接続なんだろう。問題はインストール時にPPPoE接続を呼び出すことだ。



というわけで、「Debian インストール pppoe」をキーワードにもう一度検索。一発目にD.4. PPP over Ethernet (PPPoE) を用いた Debian GNU/Linux のインストールというページがヒット。

それによると、PPPoE接続を呼び出すには、一番最初、インストーラを立ち上げるときに、つまりさっきは「install」もしくは「installgui」と入力したところへ、

install modules=ppp-udeb

もしくは

installgui modules=ppp-udeb

と入力すればいいらしい。もちろんGUIのインストーラが使いたければ後者。

ちなみにこのページ、Debianの公式インストールマニュアルでしたぁぁぁぁー。よーするに俺は読んでなかったということですわ。ダメですね。



はいやり直し。installgui modules=ppp-udebと入力。今度は先ほどと違い、プロバイダのIDとパスワードを求めてきたので入力。メッセージがでなければ成功(接続できないときだけエラーメッセージを吐く)。

ネットワークインストールの準備が出来たので、次の手順に入りたいが、長くなったので次回。


*最初にも書きましたが、ルーターを介していて、ルーター自体がネットにちゃんと接続できている場合はDHCP接続の設定は自動で済むので上記のトラブルは起きません。

テーマ : UNIX/Linux
ジャンル : コンピュータ

Debianディスクイメージの入手

前回デュアルブートに関わる問題の対策をやったので、いよいよDebianのインストールに着手する。

Debianのサイトにアクセス。

まずは「Debianについて」「Debian 社会契約」「フリーとは何だろう? あるいはフリーソフトウェアとは何を意味するのか?」にざっと目を通す。ちょっと理想主義的過ぎる気もするが、その恩恵にあやかれるのはありがたいことだ。



さて、ダウンロードさせてもらおうか。Debianの公開レベルには安定版・テスト版・不安定版の三つがあるとのこと。

安定版は通常のリリースである。安定性は保証されているが、リリースサイクルは遅く、構成するソフトウェアが古くなってしまいがちとのこと。2007年11月現在、現行の安定版のバージョンは4.0、コードネームはetch。

テスト版は次期安定版の公開テスト=バグ出しのものらしい。2007年11月現在、現行のテスト版のコードネームはLenny。Debianでは、バージョンの数字ではなくコードネームで呼ぶのが一般的らしい。全てトイストーリーのキャラからとられているとのこと。
新しい技術やアプリケーションへの対応は早め。これでもデスクトップ用途に問題のない安定性はある…との触れ込みを良く見掛けるが、どうもこれ、2chのログ等を見るに、安定版としてリリースされる直前のテスト版etchが安定性と新技術・新ソフトへの対応を兼ねた理想的な状態になっていただけという話のようで、安定版etchのリリースから半年しか経っていない現在、Lennyはかなり不安定っぽい。特に、新たに開発版からテスト版へと降りてきた(アプリケーションやライブラリなどの)パッケージがそれまでテスト版にあった他のパッケージ達と仲良くしないトラブルはボコボコ出るらしい。事前に確認しないのかって、それを確認するためにテスト版があるんでしょうな。

不安定版は開発中のために不安定を承知の版。テスト版はいずれ安定版としてリリースされるが、これは常に開発中で永遠にリリースされない。コードネームはsid。致命的なバグが出る可能性が高い半面修正も早いが、どちらにせよ開発自体が目的であって実用には向かないとのこと。



商用ソフトでは製品として一応の完成を見ていないものをユーザーに使わせるなどあってはならないことだが、コミュニティで開発されている以上これは仕方のないことなのでその辺は気にしない。とりあえず初心者の俺がトラブルにあっても対処できるわけがないので、無難に安定版を選択することにしよう。

Debianを入手するには」のページへ。もちろん、「イメージをダウンロードし、CD/DVD/USB ディスク/フロッピーに書き込み、そこからインストールする」よ。

Debian GNU/Linux 4.0r1 (etch) をインストールするには、以下のイメージのうちどれかをダウンロードしてください。
netinst CD イメージ (概ね 135-175 MB)
名刺サイズの CD イメージ (概ね 20-50 MB)
完全な CD/DVD セット







良く意味が分かりません。完全なCD/DVDセットというのはおそらくDebianのデータ全てが入ったインストールディスクなんでしょう。何しろCDにして二十一枚、DVDでも三枚もある。これ全部ダウンロードして焼くのは辛いなー、空のDVD-Rうちに三枚もあったかなー、かといってCD-R二十一枚はもっとないなー。それに対して175MBのnetinstCD、50MBの名刺サイズのCDってのはなんなんですか。

わけを探してサイトの中をさまよっていたら、最小の CD を使って、ネットワークインストールするというページにたどり着く。

このページによると、この CD には、インストールを開始するための最小限のソフトウェアが含まれているだけで、残りのパッケージはインターネットから取得します。とのこと。

つまり、インターネット接続環境さえあれば、インストール中に必要なデータをダウンロードしてくれるというのだ。Windowsではインストールするときは常にディスクからデータを引き出すが、そのデータは出荷当時のセキュリティアップデートされていない古いものなので、インストール完了からセキュリティアップデートを完了するまでシステムは不安定で脆弱な状態に置かれる。しかし、これならインストールディスクが古くなることはとりあえずないわけだ。やるじゃんDebian。

では、netinstCDをダウンロードさせていただきましょか。先ほどのページへ。自分のパソコンはインテルi386互換であるAthlonXP搭載のものなので、[i386]を選択。Windowsの動くパソコンにインストールするならほぼ全てこれ。MacOSXはUNIX系のOSなので、わざわざLinuxをインストールする利はほとんどないと言えるが、インテルマックにもたぶんこれ。PowerMacにインストールするなら[powerpc]か?インテル系の64bitパソコンで64bit動作をさせたいなら[amd64]。[ia64]はそれとは別物なので注意。

では、落ちてきたディスクイメージをCD-Rに焼いて、とりあえず今日はここまで。次、インストールに進もうと思います。


追記

その後の経験から、俺はnetinstよりもbusinesscardの方が優れていると思うようになりました。恐らくですが、netinstCDは中途半端にインストールパッケージを内蔵するため、それとネットから落としてくる最新版パッケージとの整合性がとれなくなるとき、問題が起きると思われます。詳しくはこちら

それと、テスト版と不安定版では不安定版の方がむしろ日常使用に適するという意見もあるようです。詳しくはこちら。ただしはじめてLinuxを導入するなら、安定版を選択すべきです。

テーマ : UNIX/Linux
ジャンル : コンピュータ

マイクロソフトに対して思うこと

ええと、結構厳しめの意見をちょこちょこ書いていたりするので、誤解を受ける前に、自分の考えをはっきり書いておきます。



1. 俺はマイクロソフトが嫌いなわけではありません。

俺が初めて触ったパソコンはWindows3.1が走っているものでした。初めて(親が)買ったパソコンもWindows95が動いていました。まだ子供の頃の話ですが、知的好奇心をビンビン刺激されたものです。

例えマイクロソフトがWindowsを開発しなくとも、どこか他の会社の開発したGUIを搭載したパソコンが一般レベルに普及していたであろうという話を耳にしたことがあります。おそらくそれも本当なのでしょうが、一般にパソコンを普及させたその功績はそれでもなお大きいと思います。

マイクロソフトへの依存を脱し、独占に対抗する。このブログ一発目の記事に掲げた動機ですが、どちらかというと自分の知的好奇心を満たす目的の方が強いです。


2. なんでもかんでもフリーにしろとわめいているわけではありません。

コンピュータプログラムは極力フリーであるべきという考え方があります。すなわち、コンピュータプログラムは実体のないもので無限にコピー可能であるから、自由にコピーし自由に利用できるようにするべき、また、その向上のために誰もが自由に改変できるようにするべきだということです。コンピュータプログラムを「著作物」でなく、言葉と同じ「手段」ととらえるわけですな。

理解はできますが、プログラミング言語の習得とある程度のプログラムの作成には時間と金と努力が要ります。もしプログラムで金銭的利益を全く得ることが出来なくなってしまったら、コンピュータにかかわる人が激減してしまうでしょう。

フリーなOSを使おうとしているのは、御好意にあやかろうとしているだけです。信念に基づいて選択した、というわけではありません。


3. Windows Vistaを使ったことはありません。

Vistaに対してかなり批判的に見ていますが、実際使ったことはないので批判できる立場にないだろといわれてしまえばそれまでです。

使ったこともないものになぜ批判的な目を向けているかという話ですが、まずはソフトの内容に関してではなくマイクロソフトの独占に対する批判があります。消費者には選択肢がないので、マイクロソフトはいい加減なOSを作ったとしても売れるということです。

Windows9xからWindowsXPへと乗り換える意味ははっきりとありました。構造上Windows9xはどうしても不安定であり、どうしても脆弱なのです。これはシステムの構造に由来するものであるためサポートとかパッチとかでどうにかなる問題ではありませんでした。XPのシステムは9xとは全く違いその手の問題の多くを解消していますが、その分どうしてもCPUパワーを必要とし、メモリを多く食いました。この点、MacOS9→MacOSXにも同じようなことが言えます。

XPからVistaへとバージョンアップし、またしてもCPUパワーとメモリの要求量が著しく上がりましたが、これははたして本当にどうしても必要なものだったのでしょうか?9x→XPほどの話を聞きませんが。

ついでに、3Dエフェクトに関しては全く否定的です。マウス操作は2Dのままであり、使いやすさ・使い勝手の向上に全くなっていないからです。無駄にGPUとメモリは食う。まさに無駄。



とまあ、こんなことを考えながらパソコンをいじくり、記事を書いています。

テーマ : コンピュータ
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tag : 2007-11-10 07:34:39

マスターブートレコードの破壊に備える

保留にしたサウンドおよびグラフィック関連の話ですけど、KNOPPIXの構造上、新しいソフトのインストール等は一切効かないわけで…内蔵ドライバが対応してくれない限りはどうすることもできないわけで…。早くも問題発生。

これはもう、ハードディスクにインストールできるLinuxにしか解決できない問題です。

ということで、さっさとDebian GNU/Linuxをインストールすることに。KNOPPIXもインストールしようと思えばできるのですが、そうやって使う人が少数派だからなんかあったときに助けてもらえる可能性が極めて低いので、素直に普通にインストールするOSを選んだ方が得策だと思ったから。



しかし、XPがある限りはwindows環境を全く放棄するつもりはないので、デュアルブートにするつもりなんだが。

本屋でいろいろと立ち読みしたところ、デュアルブート環境には注意が必要とあった。

まずひとつ、ハードディスクのひとつの領域にふたつの起動可能なOSは共存できないということ。
ハードディスクがひとつしかない場合はOSごとに区切ってやる必要がある。複数のハードディスクを持っていてそれぞれ別のOSの専用に使えるのならばその方がトラブルになりにくいとのこと。今回、俺はハードディスクがふたつ持っていたので(マスターとスレーブ、スレーブの方をDebian専用にする)ここはそんなに考えなくてもよい。

そしてふたつ、OSを起動させるための情報(ブートローダ)はハードディスクのマスターブートレコードというところに記録されているが、当然起動可能なOSを追加するわけだからマスターブートレコードに変更を加える(実際には上書きする)ことになる。例えばインストールに失敗するなどで、マスターブートレコードの情報が破壊された場合windowsすら立ち上がらなくなるわけである。また、windowsはデフォルトでデュアルブート環境を意識して作られていないため、windowsを再インストールなどした場合マスターブートレコードが上書きされて他のOSが立ち上がらなくなる。もうひとつ、デュアルブート環境にある他のOSを完全に削除する場合、ブートローダまで消去されてwindowsも立ち上がらなくなるとのこと。

迷惑な話だ。

しかし迷惑でも仕方がない、今回の変更前(windowsだけを立ち上げるためのブートローダ)と変更後(デュアルブートできるブートローダ)両方のマスターブートレコード情報をバックアップする必要があると。

じゃあ変更前のバックアップをば…調べてみるとバックアップはできないらしい、WindowsXPの場合はインストールディスクを挿入したまま起動して、当然セットアップメニューが立ち上がるわけだが、その中から「回復コンソール」なるメニューを選ぶことで修復可能らしい。

しかし、ここで大問題が。

回復コンソールが使えるのはマイクロソフトから販売されているパッケージ版のみで、OEM版(メーカー製パソコンについているリカバリディスクなども含め)にはそもそも付属しないらしい…。


ふざけんなマイクロソフト!!


かわりに、マイクロソフトはフロッピーディスク用の起動ディスクイメージを配布していて、これをフロッピーディスクに書き込んで、これを挿入したまま再起動すれば回復コンソールが立ち上がってくれるらしいのだが…うちのパソコン、フロッピーディスクドライブが付いていないんだよね。うちのパソコンに限らず、Apple社がiMacを発売した以降、フロッピードライブがついていないパソコンは珍しくなくなった。一体どうしたらいいの?

検索しまくっていたら1CDブート回復コンソール作製法という素晴らしいページと出会った。なんでも、フロッピーディスクイメージをCDイメージに構築し直して、CDから回復コンソールを起動できるようにしてしまおうというもの。

かなり長くなるので説明は省かせてもらうが、この通りに作ったディスクイメージをCD-Rに焼いて挿入したまま再起動したところセットアップメニューが立ち上がった。画面で指定された通りにRキーを押してみると回復コンソールのメニューに入ってくれた。マスターブートレコードの復元はやってみなかったが、多分これで大丈夫だ。

一応これで変更前のマスターブートレコードのバックアップに替えることにする。

変更後のマスターブートレコードは…Debianをインストールし終わった後に考えよう。

長くなったので、今回はこの辺で。


追記

変更後のマスターブートレコードのバックアップについてはこちらへ
マスターブートレコードの破壊に備えるその2

テーマ : ハードウェア
ジャンル : コンピュータ

KNOPPIXの動作確認

というわけで、KNOPPIXを使ってみましょ。KNOPPIXとは、前回も話しましたが、ドライブにこれを焼いたディスクを挿入して再起動すると、ファミコンの如くインストール作業無しに立ち上がってくれる便利なLinuxOS。さまざまなアプリケーションソフトも入っていて、そのまま使えるというすぐれもの。



動作を確認する前に、うちのパソコンのスペックを晒しておく。

CPU:AthlonXP2800+
メモリ:1024MB
ハードディスク
master:300GB←WindowsXPインストール済み
slave:120GB←空。こっちにDebianをインストールする予定
光学ドライブ:パイオニア製DVD±RW対応
マザーボード:asustek製A7V600?詳しいこと忘れた
グラフィックボード:asustek製 nVidia GeForceFX5700?やっぱり詳しいこと忘れた
サウンドカード:Audiotrak PRODIGY HD2 (via ice1724)

インターネット環境:Tepcoひかりhome(現在はKDDIひかりone?)

四年前のパソコンです。そろそろ新しいのも欲しいと思うお年頃。



とりあえず確認すること。


インターネット接続

うちの環境、旧TEPCOひかりなんだが、これはWindowsとMac対応を唄っている。Windows XP以降とMac OS X以降はOS付属のネットワーク接続ツールで接続できるとあるけれども、それ以前の場合はCDから配布される専用の接続ツールを使えとある。もちろん、Linux対応は唄っていないからLinux用の専用ツールはない。果たしてLinuxではインターネット接続できるのか?そこ確認。


グラフィックボード

nVidiaのグラフィックボードは専用のドライバをインストールして使うのが普通であるが、ドライバ無しでどこまで動作してくれるか。nVidiaのホームページにはLinux向けにドライバを用意してくれているが、最悪、画面に何も表示できなかったとしたらインストールも何もできるわけがない。さらに言えば、KNOPPIXにはドライバのインストールは出来ない、出来たとしても開発段階まで遡らなければならない。ソースコードが公開されているから遡ること自体は可能だが、自分にはそのスキルがない。


サウンドカード

AudiotrakはLinux向けにドライバを用意してくれていないので、動かなければおしまい。まあ、でも音は絶対に必要な機能ではないので、とりあえずは放置。それに、動いたという話もネット上でちょこちょこ見掛けたので、なんとかはなるでしょう。



では、再起動。DVDドライブからディスクを読み込むような音がしたかと思ったら、画面にKNOPPIXのロゴが現れる。何かいろいろと指示が出ているが、よくわからないのでとりあえず"enter to boot"に従ってenterキーを押す。

画面左上にペンギンが現れ、大昔windows3.1時代に見たような下から上へと文字がずらーっと流れていくロード画面が表示されるが、

既に画面に乱れが生じている。

どのように乱れているのか、非常に言葉にしづらいのだが、スクリーンショットもとれないのでがんばって表現してみようか。とりあえず、ペンギンにはモザイクがかかったようになっていて、字はほぼ読み取れない。

非常に不安だが、起動が完了したときには乱れがなくなっていたので、とりあえずそのまま使うことにする。

KNOPPIXスクリーンショット

さて、起動完了した画面を見てみるとマウスカーソルが出ていて画面下にはタスクバーらしきものが出ているぱっと見windows系の見た目である。左下のKの字をアレンジしたようなマークは「Kメニュー」なるもので、これをクリックするとポップアップ動作をしてまさにwindowsのスタートメニューそっくり。これなら直感的に作業できそうだ。



とりあえず立ち上がったそのままの状態で、先ほどあげた三つの不安を確認。

・インターネットに接続されていない。しかし、ユーザーIDとパスワードをまだ入力していないので、接続できていたらむしろおかしい
・起動中に画面表示が乱れた。おそらくグラフィックボードのドライバがちゃんと対応していない
・音が出ない。まあ、俺の持っているサウンドカードはwindowsですら自動認識が効かなかったから当たり前といっちゃ当たり前だが。



音と画面はとりあえず保留。



問題はインターネット接続。とりあえず、Kメニューのポップアップの中からwindowsの「ネットワーク接続」に当たりそうなアプリケーションがないか探す。

KNOPPIX→Internetというグループの中に「ADSL/PPPOE configuration」という項目を発見。よくわからないが、祈るような気持ちで起動してみる。

あれはどうですかこれはどうですかといろいろ聞いてくるけど、よくわからないから全て"yes"。どうせ設定がおかしくなっても再起動すれば元に戻るしね。

聞かれるがままにIDを入力。聞かれるがままにパスワードを入力。

完了みたいなメッセージが出たので、接続できたのだろうか?

それにしても、IE以外のブラウザとしてデファクトスタンダードとなっているはずのFirefoxがないぞ?様々なアプリケーションソフトがインストール済みだと自分で言っているくせに、入っていないなんてそんなバカなことがあってはならない。それに下のバーには「iceweaselウェブブラウザ」というランチャがはいっているが、これは何なんだ?聞いたこともない。

でも、ブラウザならば敵ではないだろう、とりあえず今はインターネットに接続できたことを確認できればいいんだ、ということで起動してみるとFirefoxそっくりのブラウザが立ち上がりました。アドレスバーにgoogle.co.jpと入力してみると…ちゃんと読み込んでくれました。接続できてた!やったあ!

とりあえずインターネット接続が可能だというのはわかりました。



余談ですが、接続ができてから調べたのですが、iceweaselというのは権利関係の問題から元の名前を名乗ることを許されなかったかわいそうなきつねだということでした。つまり中身は全く同じで名前だけが違うんだと。

問題をふたつも残したままであるが、長くなったし今回はこれでおしまい。


2009-02-13追記

これはルーター貸与がなくパソコンを回線末端装置に直接接続していた旧TEPCOひかりの話です。これを買収し受け継いだKDDIひかりoneの場合は、ルーターが貸与されるので、ちゃんと契約し物理的にもちゃんと接続している場合自動的にインターネットに接続します。ご安心を。

テーマ : UNIX/Linux
ジャンル : コンピュータ

ディストリビューション選び

ディストリビューションに何を選んだら良いか分からない、と軽くパニック状態に陥ったけど、冷静に考えてみたらLinuxOSを数多のOSの中から選ぼうとしている理由を思い出せば、答えはひとつですなあ。

つまりは、使っている人の多いやつ。壁にぶつかったときに情報が手に入る、もしくは助けてもらえる事が重要。だったら文句言わずにWindows使えとか言わないでね。

とりあえず、情報元はインターネット、パソコンショップ、本屋、図書館そしてまわりの人間ですかな。


1. インターネット

Linux関係で思いつく限りのキーワードでググってみたところ、Vine Linuxの情報がわりと日本語で多く手に入った。wikipediaの記事にも、Linux入門OSとして使う人も多いとある。

しかし、同時に

古くから初心者にも容易に使用できるように設定されていたので日本では人気があったが、最近はUbuntuやFedoraなどの他のディストリビューションも初心者に易しくなってきたためにVineの人気は下がりつつある

ともある。さらには、

人的リソースが少ない
メンテナチームというものがなくメンテナは全て個人である為に重要なパッケージでもセキュリティの更新が追いつかない事が多々ある

…えーと、ひとつ突っ込んでいい?どこが入門OSなの?


2. パソコンショップ

秋葉原の九十九電機さんのお店に「Linuxパソコンあります」という昇り旗を見掛けたので見てみると、SUSE Linuxを搭載した物が売られておりました。

しかし、SUSE Linuxについての日本語での情報がインターネットであまり手に入らなかったよ…。あれ買ってトラブルでも起きたら、九十九電機さんに面倒見てもらえるのかしら。


3. 本屋

本屋にはLinux入門書に専門誌日経Linux、全て日本語での情報が手に入る。うれしいね。

レッドハット社が開発していたFedora、コミュニティでの開発で「完全フリー」であるDebian GNU/Linux、そしてDebianをベースにしたUbuntuがわりと日本で人気が高いということが分かった。本は売れなきゃダメだから、結果として人気のディストロに話が集中するからね。


4. 図書館

こんな時間に更新できる俺は何を隠そう大学生なのですが、うちの大学の図書館のコンピュータ関係の本のある所には「windows3.1入門」なる本がたくさんありました。勝手に入門してろ。まあ、まじめにいうと理系の学部とはキャンパスが違うので仕方ないね…。


5. まわりの人間

専門家でもないのにこんな濃いコンピュータの話、話題にならんわねえ…。以前、mixiでこういったことを日記に書いたらコメントが付かなかったこともあり、まず俺の身の回りには使っている人がいないと思われる。


mixiの話を出したけど、mixiのコミュニティではDebianのコミュがディストロごとの規模では最大手。ネットで検索すると日本語での情報も少なくはない。そうそう、google trendsという検索キーワードの人気をグラフで表示してくれる素晴らしい機能がありますが、上に挙がった五つのディストロをキーワードに調べてみると、世界ではここ数年Ubuntuが圧倒的。しかし、新進のディストロなのね。情報があまり多くない印象だったのはその為か。日本でもUbuntuの躍進は変わらないものの、fedoraとDebianが安定して高い人気を誇っているようだ。あくまでキーワードの話だけど、ここから類推するに、ね。


じゃあ、とりあえずDebian GNU/Linuxにしましょうかね。悩んでても先に進まないから。


ところで、俺はファミコン世代なんだけど、ファミコンのカセットは本体に差し込むだけで起動するでしょ。ファミコン世代の人は、ソフトのインストールという作業に戸惑わなかった?直接ディスクから読み込んでくれないの?って。

あれを彷彿とさせる、つまりディスクをいれたまま起動してインストール作業無しに立ち上がってくれるディストロがあるようです。KNOPPIXがそう。これは運良くDebianベースらしいし、これでしばらく様子を見て、使えそうだったらDebianに移行ってことがいいんじゃないかね。

続く


追記

wikipediaの記述は変動します。Vine Linuxについて引用した部分はもう既になくなっていますが、ノートにもっとひどいことが書いてありました。

ま、致命的か否かは各自が判断すればいいわけで。余談ですが、私としてはVineをインターネットに晒すサーバに使おうと思う時点で致命的だと思っていますし。理由はセキュリティフィックスの遅さです。;-p--iwaim 2007年12月12日 (水) 11:57 (UTC)

この方、どうもノートでの発言を見るに開発協力メンバーのIWAI, Masaharuさんみたいですね。具体的にどのような役割を務めていらっしゃるのか存じ上げませんが、内部の人にこんなことを言われるなんて…。

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でっかいことを言ってはみたけれど

先日、マイクロソフトへの依存を脱すると書いちゃったけど、具体的にWindowsVistaを買わされないためには「Windowsをあきらめる」必要があるんだよね。WindowsXPの販売終了は半年延期されたらしいけど、いずれ手に入らなくなるという事態は変わらないわけで。

オフィススイートはOpenOffice.orgがあるし、ブラウザはFirefoxOperaがあるからその辺は依存を脱してはいるんだけどさ。

というわけで、OSをどうにかしなきゃならんわね。



まあ、Windows以外の代表的なOSといったらMacでしょう。

長所としては、Windows以外のOSとしては最も利用者が多い(と思われる)から、行き詰まったときに助けてもらえる可能性が高い、アプリケーションソフトも豊富、といった所ですな。

しかし、アップル社製の専用パソコンにしかインストールできないので、本体ごと新しくする必要がある。導入は金銭的な面以外では楽なんだろうが、それではブログを立ち上げた意味がないなー。却下。



じゃあどうするの。Linuxしかない♪(サッポロビール風に)

…なんという出来レース、自分でもびっくりするぐらいの文才のなさ。

それ以外にもOSは実はいくらでもあるんでしょうが、利用者の数とアプリケーションソフトの数はwin・macを除いてはLinuxを超えるものはないでしょうな。FreeBSDNetBSDOpenBSDなんかはネット上で名前を聞くことはよくありますけど、Linuxに比べたらそれでも圧倒的に少ないし、個人でデスクトップ用に使っているという人の話は聞いたことがないのでいざというときに助けてもらえる可能性が少ないかと。フリーウェアでWindows互換のOSをつくるというプロジェクトReactOSなんてのもありますけど、これはまだ

>未だalpha段階にあります。ですから、機能は完全ではなく、日常の使用にはお勧めできません。

とのことですからね(上記ReactOSのホームページより引用)。



じゃあ、そのLinuxとやらをダウンロードしてインストールして使ってやろうじゃないの。Linuxをキーワードにググって一番先頭にヒットした日本のLinux情報のサイトへ。

…ん?ダウンロードリンクはどこだ?

Linux一般に関する情報というリンクがあったので、何か光明があるかと思い、クリック。

Linuxとはというリンクがあらわれる。初歩の初歩、こういう情報も知っておく必要があるだろう、クリック。

…よくわからない…

専門用語の羅列だ。初めてパソコンに触った十歳のころ、入門書の入門書が欲しいとわめく大人達はおおげさだと思っていた自分、初めてあのころの頭は柔軟だったと気づいた。

しかし、こんなことを年のせいにしていちゃ余計に老け込むだけだ、分からないことは覚えればいい、それに今はwikipediaというものまである。

ええと、LinuxはOSではなくカーネルであること、カーネルはOSの中核をなす部分であること、Linuxをカーネルに使ったOSが一般的に(そして俺自身の認識としても)「Linux」と呼ばれていること、そしてそのLinuxOSを専門家ではなくとも導入したり利用できる形にまとめ上げたものを「Linuxディストリビューション」と呼ぶこと、これだけのことを理解するのに二・三日かかりました。

そして知ると同時に認めなくてはならなかったこと…

そのLinuxディストリビューションの数はwikipediaの同記事に書いてあるだけでざっと50はあるということ…。どうやって選べというんだ。

続く

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