スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

GNOME Shell Extension でタスクバー的なもの

前回、Windowsでいうところのタスクバー、GNOME2でいうところのウィンドウ一覧の役割を果たすGNOME Shell 拡張機能を保留にしました。他にもいくつか気になるものを見つけたので、一気に紹介します。

まず前回のおさらい、Frippery Bottom Panel

Frippery Bottom Panel をインストールしたところ

GNOME2デフォルト設定そっくりの見た目で、GNOME3の下側のパネルとも干渉しませんが、GNOME2どおりのカスタマイズはできず、右クリックメニューもないので、ちょっと精神衛生上よくないものでした。ただし、Frippery Static Workspaces の設定ツールとして重要なので、無効化はしているもののインストールはしています。



せっかくGNOME3を使っているんですから、GNOME3らしい見た目の方が多少使い勝手が悪くても諦めがつくってもんです。それに上のバーがスペースを余らせているから、せっかくならそこにまとめたいところ。Window List がもっともGNOME3らしい見た目になっています。

Window List エクステンション。最もGNOME3らしい見た目のタスクバー

どうです、ほとんどの人が「それ、タスクバーじゃなかったの?」と突っ込んだと思われるところをタスクバーにしてくれているのです。右クリックからのウィンドウ操作もできますし、画像のとおりウィンドウのプレビューまでついています。GNOME3らしさとしてはこれ以上ないものです。ただ、時々画面の開閉についてこなくなります、まだ実用的ではないのかもしれません。今後のバージョンアップに期待。



Window List エクステンションと同じ、上のパネルのスペースを使いながら、もうちょっとコンパクトなエクステンションが Window Icon List

Window Icon List エクステンション

右クリックからのウィンドウ操作メニューもあり、実用性は充分かと。また、GNOME2にあった「デスクトップの表示」つまり全てのウィンドウを一発で最小化する機能もついています。時計を右にずらす機能はついていないので、それが欲しければ Frippery Move Clock を使うことをおすすめします。



ところで、GNOME2を使っていたとき、ワークスペース3とか4にウィンドウを開いたまま忘れていた、なんてことはやりませんでしたか?それを防ぐために「ウィンドウ一覧」の設定を、全てのワークスペースのウィンドウを表示する旨設定すると、今度は「ウィンドウ一覧」がごちゃごちゃしすぎて余計に使い勝手が悪くなり…結構皆さん同じような経験があるのではないでしょうか。GNOME3デフォルトではワークスペースが可変になったので気にすることはなくなりましたが、前回のようにワークスペースを固定にしてしまえば同じ問題が復活します。それに対する答えがこれ。Panel-Docklet

Panel-Dockletをマウスオーバーしたところ

Panel-Dockletがたたまれた状態

このとおり、各ワークスペースごとにウィンドウ一覧を並べてくれます。上はマウスオーバーした状態で、下が普段の状態です。多分使い勝手は一番、なのですが…「我々が一度はタスクバーだと思った何か」に重なって表示されるため、見た目がちょっとよろしくありません。右クリックからの「Setting」で位置をずらすことは可能ですが、上の二つは自動であの大して役に立たない「何か」を潰してくれていたことを考えるとちょっと物足りなく感じます。



まとめ

Frippery Bottom Panel
GNOME2的な見た目だが、それだけにカスタマイズできないことが残念に感じる

Window List
コンセプトは完璧。今日現在まだ不安定のよう

Window Icon List
Window List よりもコンパクト。「デスクトップの表示」機能付き

Panel-Docklet
これまでになかった使い勝手の良さ。だが見た目がちょっと悪い


# おそらくは今年最後の更新です。今年もお付き合いいただきありがとうございました。来年こそはみんなにとって、そして自分にとってもいい年でありますように。

スポンサーサイト

テーマ : Linux
ジャンル : コンピュータ

GNOME Shell Extension でGNOME3をカスタマイズ

GNOME3、しばらく使っているけれど、やはりちょっと使い辛いです。

GNOME3.0はもう仕方がない、未完成だったということで勘弁してやるとして、GNOME3.2になってgnome-tweak-toolでいろいろと設定をいじれるようになった (例えばウィンドウのタイトルバーに最小化・最大化ボタンを表示させることができるようになったし、デスクトップに表示するアイコンを選べるようになった) けれども、やっぱり使い勝手はおかしいままです。

まず一番の問題。電源オフをマウス操作だけで呼び出せないこと。画面最上部のバーにユーザー名が表示されていて、そこをクリックすると「サスペンド」のメニューが表示されますが、電源オフはありません。この状態でAltキーを押すと電源オフメニューが現れるのですが…サスペンドを使うと大抵マシンが挙動不審になるので、モバイルなら知りませんけれどもデスクトップではまず使いません。できれば「電源オフ」の方を標準にしたいところです。

第二。ウィンドウの切り替え。「アクティビティ」をクリックするかマウスを画面左上の角に持っていくとウインドウ一覧が現れてそれで切り替えられますが…タブレット上で操作する場合はともかくとして、やはりパソコン上ではタスクバーの方が便利です。ワンクリックで切り替えできるのですから。

三つめ、ワークスペースの切り替え。GNOME3では、ユーザーのワークスペースの使用状況に合わせてワークスペースの数が自動で可変するようになりました。それはいいのですが、ワークスペース2以下を使用中に、一旦全てのウィンドウを閉じた瞬間に、自動でそのワークスペースが閉鎖されるのは何とかならないでしょうか。特にデスクトップ上にファイルを置いてそれを操作するとき、とにかく鬱陶しいことになります。
追記: GNOME3.4では、gnome-tweak-toolの GNOME Shell → Dynamic workspaces オフで、ワークスペース固定で使えるようになりました。

四つめ、アプリケーションの呼び出しが面倒。GNOME2では、Windowsのスタートメニューライクなランチャがあって、それをクリックしてアプリケーションを呼び出していましたが、GNOME3では「アクティビティ」を呼び出し、「アプリケーション」をクリックし、読み込まれるまで一呼吸待って、マウスカーソルを今度は左端に寄せてカテゴリをクリックして画面一杯に表示されているアイコンをクリックする…非常に操作が多くなります。タッチパネル上での操作ならば使いやすいのかも知れませんが、パソコンでマウスで使うにはちょっと。しかも読み込みにちょっと時間がかかるのがストレスです。よく使うアプリケーションはアクティビティ画面を開いたときに左端に表示されるランチャに登録していますが、そこに全てのアプリケーションを登録するわけにもいきません。Windowsスタートメニューライクなランチャが欲しいところです。

何とかならないか…とgnome-tweak-toolを開いて見ていると、「GNOME Shell 拡張機能」というメニューを発見。なんじゃこりゃ?ググってみると…どうやら、この手の不満を解消できるものかも知れないようです!探してみましょうか。



第一の問題。Alternative Status Menu というものを発見しました。このページについているスクリーンショットを見る限り、俺の求めているものそのもののようです。

GNOME Shell Extension のインストール

NoScriptでgnome.orgのスクリプト実行を許可するとブラウジング画面左上にスイッチの絵が現れ、これをクリックすると「ダウンロードしてインストールしますか」のダイアログ。もちろんYes。特にダウンロードやインストールの進捗に関するダイアログが出たりしないので、一瞬でインストールが終わったということでしょうか?ユーザー名をクリックしてみると…

Alternative Status Menu インストールのビフォーアフター

左がビフォー、右がアフターですが…今まで「サスペンド」があったところに、「サスペンド」「ハイバーネート」「電源オフ...」の表示。クリックするとちゃんと動きます。すばらしい!!第一の問題、解決。



この調子でいきましょう、第二の問題。Frippery Bottom Panel でGNOME2的なウィンドウ一覧が手に入るとのこと。インストールしてみると…

Frippery Bottom Panel のスクリーンショット

確かに見た目はGNOME2のもの。ですが…右クリックメニューがない、サイズを調整できない、自動で隠す設定もできない…使い勝手はGNOME2から大きく後退したものになってしまいます…個人製作のエクステンションに「後退」は正しい表現ではないのですが、見た目が似ているだけにその残念さが際立ってしまって、ちょっと精神衛生的によくありません。これは保留



第三。前述追記のとおり、GNOME3.4で解決したので削除



第四。Frippery Applications Menu が答えのようです。(追記あり)

このように「アクティビティ」と書かれていた部分が「アプリケーション」に置き換わり、クリックするとアプリケーションランチャがポップアップします。なお、これを入れていても「アクティビティ」が無効になるわけではありません、ディスプレイの左上角は生きています。

Frippery Applications Menu インストールのビフォーアフター

クリックで開く「アクティビティ」を生かしたままこのメニューを追加したいならば、こちらの Applications Menu が答えになります。

アクティビティに一切影響を与えない Applications Menu

このとおり「アクティビティ」の横にGNOMEの足跡マークのアイコンが現れ、それが同じアプリケーションメニューになってくれています。

なお、このランチャはWindowsスタートメニューやGNOMEメニューと違い、カテゴリをポイントしても展開してくれません、クリックが必要です。いちいちクリックするのが面倒だなあとお思いの方、ちょっとだけマシな操作方法を見つけました。このメニューランチャ、厳密にはクリックではなくマウスボタンを押した瞬間にポップアップしているのです。では、ボタンを押し込んだまま開きたいカテゴリの上までマウスカーソルを移動させ、そこでマウスボタンを放してみてください。カテゴリが展開されたでしょう。ポイントだけで展開していた今までにくらべれば後退かもしれませんが、それでもマウスクリックを一回減らすことができます。

(追記)
もっといいものを見つけました。Axe Menu です。

GNOME Shell 拡張機能の Axe Menu のスクリーンショット

より大きいポップアップで、表示するものをカスタマイズできます。デフォルトではドックに登録したアプリケーションがデカデカと表示されますが、このスクリーンショットのとおりGNOMEメニューを優先して表示するよう設定することも可能です。設定ウィンドウは左下のギアのアイコンをクリックするか、メニューアイコンを右クリックで呼び出せます。(ここまで追記)


インストールされたエクステンションはgnome-tweak-toolから有効無効を切り替えられますが、削除はできません。ご安心を、エクステンションの削除ができないわけではありません。Installed Extensions - GNOME Shell Extensions このページで右側のバツボタンをクリックすれば削除ができます。

使い勝手は少し改善されました。しかし…こんなことをすればなお、GNOME2の恋しさが身に染みるってもんです…結局このエクステンション選びも、GNOME2を追いかけている自分がいるわけで。

テーマ : Linux
ジャンル : コンピュータ

ダウンロード可罰化に強く強く反対します

時事ドットコム:違法ダウンロード処罰へ法案=自公

以前にも書いていますが、著作権を侵害する形でのダウンロードを処罰するのは無理があります。

著作権を侵害する形でネット上にアップされているものはそこら中にゴロゴロしています。インターネットをやっているのならばそれを見たことのない人など、絶対にいないはずです。問題は、あなたの目に見えた時点で既にそれはダウンロードされてしまっていることです、閲覧も技術的にはダウンロードなのです。そして、ダウンロードされる前に著作権の侵害のある著作物コピーであると知る方法が、ネットユーザーにはありません。麻薬や覚醒剤とはわけが違います。麻薬や覚醒剤は取引の現場 (例えばクラブとか) にたまたま足を踏み入れてしまうことがあっても自分が買ったり使ったりしなければいいだけですが、ネットでは目にした瞬間にもう終わってます。

この画像が見えるということは、ダウンロードは既に完了しているということです
ご安心ください、この画像は著作権を侵害していません、と言いたいところですが…もしかしたらフォントの利用権か何かで問題が隠れている可能性は否定できません。そもそも俺が言っていることが真実かどうかは皆さんには分からない、ということもあります。

もちろんキャッシュ (一時ファイル) に留まっているのならば可罰的なことは何もしていないことにはなると思いますし、著作権侵害の認識を持ってダウンロードしたのでなければ罪に問われることもないと思います (過失犯を問わなければならないような重罪ではないでしょうから) が、それをどうやって見分けるかです。一時ファイルを恒久ファイルとして保存していないかどうかはその人のパソコンを見なければ分からないことです。著作権侵害の認識があったかどうかはその人に話を聞かなければ分からないことです。

こんなチャチなブログでさえ、多ければ一日に二百アクセスを超えることもあります。もし上に挙げた画像が著作権を侵害しているものだった場合、その二百人に片っ端から事情を聞き、パソコンを押収して調べるのですか?

こんな規定定められても死文化するだけしょうか?いや、そんなことはないと思います。前にこの話を書いたときには、イギリスで、イラク戦争への動きの高まる中、超有名バンドのザ・フーのギタリストのピート・タウンゼント氏が児童ポルノサイトに接続したことで児童ポルノ所持の疑いで取調べを受け、エラいニュースになり、名誉は傷つけられ、パソコンも押収され、数ヶ月のちに何も保存していなかったということで不起訴になったという例を紹介しました (氏は虐待によって心身に傷を負った少年を主人公にした作品を過去に出したことがあり、これもそういった作品への調べ物の一環だったと主張しています) 。ところで氏は平和活動家としても有名です。つまり警察にとって都合の悪い人の名誉を傷つけ、あるいはその行動を妨害するためにこの法律を濫用する危険がありうるのです。いや、あるでしょう。日本警察「別件」お得意ですものね。

何か陰謀論めいたことを言うとこっちの信用が下がる気もしますが (苦笑) 、実際別件逮捕は珍しくありませんし、すべての人を逮捕するわけにはいかないとなると、まあ目につく人、邪魔な人が選ばれるでしょうな。そんな不公平が前提の法律いりません。そういうことをしないと約束してもらえるのなら、今度はこういってやりましょう、制定前から死文化が予定されている法律などいりません。



だいたい、ダウンロードがどういう権利を侵害しているのか、ちょっとよく分かりません。違法アップロードはいけないことであるのは分かります、著作者の、それでお金儲けをする権利を、侵害することになりましょう。例えばネットでの音楽映像配信事業ってものがあります。それと並行して違法アップロードをやられちゃ、音楽映像配信事業は成り立たないのは明らかです。では、ダウンロードは具体的にどういう法的な権利を侵害しているのでしょう?褒められたものじゃない、ってのは分かってますけれども。

たまに万引きに例える人を見ますが、万引きは物、有体物が奪われるのですよ、正当な権利者の手元から。それに対して、違法ダウンロードをしても正当な権利者の手元から物がなくなったりはしません。著作権がなくなるわけでもありません。

まあ、どこか微妙に引っかかりを感じなくもないですが、著作物の利用に対する正当な対価を得る権利を侵害していると言われればそのとおりかも知れません。著作権にその著作物で利益を得た人全てにお布施を請求する権利はないとは思いますが、まあ図書館とかの合法手段を通さずに完全コピーを手に入れて、その分の対価と法定利息を払えと民事訴訟なんかで言われりゃ、それには従うべきなのでしょう。 (うーんしかし、例えば盗作の疑いがあると言われて裁判で争っている著作物があって、第三者である僕はどういうものなのか興味があってその係争中に両方を手に入れて、その後被告敗訴が確定した場合、僕は著作権を侵害していることになるのでしょうか)

では、そこに国が刑罰権を行使してきて、しかも懲役二年も課すことか?

確かに違法アップロードは著作者の財産権侵害の程度が甚だしいものです。例えば上に掲げた画像が3000円の価値のある何かだったとしましょう (絵じゃなくてCDとかDVDの生データだと考えてもらえれば) 。それが一週間毎日100人にダウンロードされたとすれば、損害額は単純計算で210万円にもなってしまいます。国に罰せられるだけの悪さはあるでしょう。が、ダウンロードする側を見れば、一人当たりの損害額はたかだか3000円です。「関係業界に多大な損害を与えている」なんて言いますが、その容疑者700人を取り調べたり裁判にかけたりあるいは刑務所に放り込んだりしたら、それこそもっとずっとトータルの社会損失は大きくなりませんか?行政のスリム化が叫ばれる風潮 (僕は少々疑問を感じもしますが) に逆行しますよ。



まとめます。

・ダウンロードというのは特別な行為ではない。閲覧もストリーミングもダウンロードのひとつであり、故意のない人が容易に外形的な構成要件を満たす行為をしてしまう。保存先が一時ファイルか恒久ファイルかは内部的に決まることなので、サーバ等に保存されるログでは判断がつかない。

・よって捜査対象があまりに広範になり過ぎる。適切な運営は事実上不可能。

・それゆえ、別件逮捕等の警察の不当な権限濫用にしか使い道が考えられない。

・刑罰が厳しすぎる。捜査対象者が多くなりすぎることも合わせて、トータルの社会損失が著作権侵害を野放しにする状態よりもはるかに大きくなってしまう。

・そもそも、著作権侵害物のダウンロード行為にどのような法的利益の侵害があるのかが不明。著作権に、その著作物で利益を得た人全てにお布施を請求する権利があるのならばともかく、そんな権利はない。他方、不法アップロード者が侵害している権利は明らかであるため、そこを厳しく取り締まれば十分である。

テーマ : 著作権関連ニュース
ジャンル : ニュース

プロフィール

ざっぱー

Author:ざっぱー
(この画像について)

当ブログについて
メール
(このメールアドレスへの特定電子メール (迷惑メール) の送信はお断りします)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。