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google、PC用OSに本格参入のニュース

Windows7の発売日の発表にぶつけるかのように、七月七日にこんなニュース。

米グーグルがパソコン用OS「Google Chrome OS」を開発:ITpro

はい、googleがパソコン用OS市場に本格的に殴り込みをかける可能性のことを前に話題にしましたが、現実のものとなりましたね。俺の予想とはいくらか違う形になりましたが。



しかし、俺が一番気になっているのは、インテルのx86プロセッサだけではなく、ARMに対応することがアナウンスされていること。x86ってのはPentiumやCoreやAtom、それにAMD社のAthlonやPhenomなど、いわゆるパソコンのCPUですよ。対してARMというのは、携帯電話端末やニンテンドーDS、iPodなど、携帯機器に組み込まれる代表的なプロセッサですな。

何が言いたいかって、もしこれが実現されたら、ARMプロセッサのパソコンが市場に出回るかもということですよ。インテルの独占を打ち壊してくれるかもしれません。Windowsは現在、パソコン用のOSとしてはx86プロセッサ用以外のものを作っていません。よってWinPC市場にはx86プロセッサを搭載していない商品が全く存在しないという現在の状態になっています。

しかし、ARMプロセッサは省電力という売りがあります。インテルにも最近力を入れている省電力CPUのAtomがありますが、いくらCPU単体が省電力とは言ってもシステム全体を見てみればそれなりの電力を消費します。対して、ARMプロセッサを採用するシステムは携帯機器で主に使われるという特性からか、全体の消費電力が桁違いに低かったりします。例えばbeagleboardという、ARM系CPUを搭載したマザーボードがコンピュータオタクの間で話題になっていますが、これ、フルスペックのGNU/Linuxを動かせる性能を持つにもかかわらず、基盤全体で消費電力が最大でも数ワット程度に収まるんだそうです。(なんでも、CPUだけではなくコンピュータに必要な機能の多くをチップ一枚に詰め込んでしまう技術のおかげだそうで。Atomはまだこの手の製品は出してきていないらしい)

桁違いに消費電力が低く、それでいて実用性能が充分であれば、パソコンメーカーも注目するでしょう。どこのメーカーもノートパソコンのバッテリー駆動時間を伸ばしたくて伸ばせなくて四苦八苦していますから。で、各社からGoogle Chrome OSが使えるARMプロセッサを搭載したパソコン(ネットブック)が出るんじゃないか…って思ってしまうのです。



正直、Google Chrome OSなんてものはどうでもいいんです。俺はそのARMで、桁違いに消費電力の低くバッテリ持ちの良いネットブックに、Debian入れて使いたいなーと思っているんですよ。DebianはARMプロセッサ向けのバイナリを用意してくれていますから。

漁夫の利漁夫の利、笑いが止まらん!ふはははは!

と、最後は日清戦争の有名な風刺画におけるロシアのような話になりましたが、とにかく、ARMプロセッサのネットブックの市場投入を俺は歓迎致します。

追記
ただ、Linuxを搭載したネットブックが注目を浴びたものの結局ほとんど市場に出回らなかったことを考えると、Google Chrome OS ましてやARMプロセッサのノートなんか夢想だけに終わってしまう気も。Google Chrome OS の内容が分かってきたことについて書いた記事はこちら

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No title

こんにちは。

ついに Google が本格的に動きだしましたね。 Google の公式ブログでの発表だと Chrome OS 搭載の端末の登場は2010年をめどにしているみたいですね。

> インテルのx86プロセッサだけではなく、ARMに対応すること…

"ARM" ってよく聞く名前で興味があったので Wikipedia で少し調べたんですが ここって会社としては一般的なイメージのそれとはずいぶん違う、特殊な組織形態をしているんですね。 というか、ほかにCPUの関連の記事をながめて思ったことですが、この業界そのものが(あくまで素人の感想ですが)他のところと較べると特殊という感じがしました。 あと、 Intel けっこうエグいことしてるんだ …

>正直、Google Chrome OSなんてものはどうでもいい…
全く同感です。パソコンとかで求められるものって、つきつめると目的とする事を一番快適に行える環境なんですよね 。 Chrome OS を搭載した端末のモデルが発表されていますが、見た目かなりおもしろいデザインになっていて見ているだけでもかなりワクワクしました。

ところで、自分も Chrome OS に魅力を感じられないといいましたが、その一番の理由は データを全てネット上で扱うと事を基本的なコンセプトにしているところです。 自分としては大事なデータはどうしてもローカルに保存しておきたい、と思うのですが。Google もその辺は他のノートパソコンとかにゆずるつもりで、棲み分けを目的としているのかしらん?

No title

こんにちはmizukitiさん、いつもありがとうございます。

>特殊な組織形態をしている
>この業界そのものが(あくまで素人の感想ですが)他のところと較べると特殊という感じ
まるで社会経験のない人間なんで、俺はその辺よく分からないのですが、
>Intel けっこうエグいことしてるんだ
これはそのようですね。しょっちゅう各国の独禁法で処分されていますからね。
なんかもう現代では、高速なプロセッサを生み出すにはものすごい投資が必要で、結果巨大企業しかこの分野に足を踏み入れられないという現実はあるんですが、何かねえ…

>データを全てネット上で扱うと事を基本的なコンセプトにしている
googleのネット上のサービスに依存させるという目的はもちろんでしょうが、あとひとつ、主記憶装置がどうしてもモバイルでネックになるという問題への対応ではないでしょうか。
ハードディスクは衝撃に弱く電力を食う、しかしSSDには価格容量比と書き換え耐久の悪さという大きな問題があります。だから、SSDで容量圧迫と頻繁な書き換えを防ぐために、こういう仕様にしたということは考えられませんかね。
>自分としては大事なデータはどうしてもローカルに保存しておきたい、と思うのですが
それはほとんどの人がそうだと思いますが、結局はネットブックという話なんでしょうね。

…すると、この記事のタイトルはふさわしくないものですな…
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