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最近ネットを騒がせているニュースに一言

東京都青少年健全育成条例改正案については、精読したわけではないのですが、非実在青年とかめちゃくちゃだと思います。保護法益は実在する青年でしょ?健全育成ってんだから。それが実在の青少年の保護にどうつながるのか、俺は納得できる説明をまだ一度も聞いたことがありません。



次。ネットでの名誉毀損。うちもブログ、無関係ではありません。

asahi.com(朝日新聞社):ネット上の中傷書き込みで名誉棄損罪確定 最高裁初判断 - 社会
ネット書き込みでの名誉毀損めぐり最高裁が初判断 有罪判決確定 - MSN産経ニュース
ネット名誉棄損:ネット上も要件同じ 「深刻な被害ある」--最高裁初判断 - 毎日jp(毎日新聞)
最高裁判所の判決文へのリンク

事件の内容はともかくとして、妥当な判断だと思いますよ。ブログ界には「言論の自由が…」などという反応もあるみたいですけれども、それと名誉毀損との衝突については、既に判例や条文によっていい決着点が示されています。時事に関するブログを書いているならば知っておくべきでしょう。

簡単に解説すると、刑法230条の2に、
1. 名誉毀損行為が、公共の利害に関する事実に係り
2. その目的が専ら公益を図ることにあったと認められる場合で
3. 適示した事実が真実であることの証明があった
ときにはこれを罰しないと定められています。なお、真実性の証明に失敗した場合であっても、昭和44年6月25日最高裁大法廷判決で「行為者がその事実を真実であると誤信し、その誤信したことについて確実な資料、根拠に照らし相当の理由があるときは、犯罪の故意がなく、名誉毀損の罪は成立しない」と判示しています。民法の不法行為適用に当たっても、同様の判断基準が最高裁平成9年9月9日判決で示されています。

また、ある事実を基礎としての意見ないし論評の表明による名誉毀損についても、同判決で上の基準を満たしていれば「人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評としての域を逸脱したものでない限り、右行為は違法性を欠く」とされています (違法性を欠くと不法行為は成立しません、つまり損害賠償という話にもなりません) 。

私には、すごくバランスのとれた基準に思えるんですがね…。今回の事件は、これがインターネットに於いても適用されるということが確認されただけのはず。当たり前の話だと思います。逆に、なぜネットではこれを緩めるべきだと東京地裁が考えたのかが分かりません。ネットではこれを市民言論の危機だと主張する人もいるみたいですけれども、従来の基準が変わったわけではないし、むしろ逆では?ネットも一人前のメディアとなりうると認めてもらえたってことにはなりませんかね。東京地裁はネットを狼少年としたとは捉えられませんか。

てめーのブログは大丈夫かって?はっはっは…。

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