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プリンタを使いたい

さて、プリンタ。
*今回はetchに限った話です。lenny以降に関しては流し読みの後、最後にある追記を参照してください。



はじめに断っておきますが、今回を含めカテゴリー「Linux導入記」の記事は、所謂「ハウツー」のつもりで書いているわけではありません。そりゃ、出来れば俺だってハウツー書けるようになりたいですよ。でも、様々な人がそれぞれの環境・それぞれの目的でLinuxを導入するにあたって出会うであろう様々なトラブルについて、いちいち解説を入れられるほど技術も経験もないんです。一初心者の経験談として読んで下さい。

何が言いたいかって、あなたがこれから読む記事はキヤノンの提灯記事ではないんです。俺が今キヤノンのインクジェットプリンタiP4200しか持っていないから、これについてしか書けないんです。御了承下さい。



メーカー製のドライバがあればそれを入れるに超したことはないのでキヤノンのサイトへ。

山田優に蒼井優、夏帆が微笑んでいるそばを(断腸の思いで)通り過ぎ、ドライバのページへ。夏帆はリハウスガールだった時にCMで初めて存在を知り「可愛い娘じゃん」と思って検索したら…あの娘は当時十四歳、自分で自分に引いたね。蒼井優はフラガールの演技が良かったよね。観てないけどね。山田優は…こんな話どうでもいいね。

なんと、運の良いことにLinux向けのドライバを用意しているそうな。自分のプリンタPIXUS iP4200を選択。



うわー、悪夢の.rpmファイル。.rpmのパッケージはパッケージ管理システムにRPMを採用しているディストリビューションで使われる。そして、Debianは違う(ちょっと翻訳調にしてみた)。

しかも、推奨環境を見たら
TurboLinux
SUSE Linux
たったこれだけ。

SUSE Linuxはヨーロッパで支持率が高く、世界シェアは2位らしい。一方、TurboLinuxは聞き覚えのある人もいるかもしれないが、日本の会社でライブドア傘下。有償。

しかし、世界シェアはでかいとはいえ日本でSUSEを使う人は結構レア。TurboLinuxに至っては…業務妨害をするつもりはないんで詳しくは書きませんが、2chのLinux板の評判を見るに、もう未来のないディストリビューションであることは間違いないみたい。

まあ、このドライバ配布で金を稼いでいるわけではないからどうでもいいんだろうが、コンシューマー向けプリンタのライバルであるEPSONもろくろくLinux向けのドライバを用意してこない現在、Debian・ubuntu・Fedora等日本で名の通っているディストリビューションに対応しておいた方が俺みたいなニッチの心をがっちり掴めると思うよ、キヤノンさん。EPSONさんも、キヤノンさんが本腰を入れる前に先手を打ったらニッチ市場を仕切れますぜ。ニッチとはいえ今後成長しないとは言い切れない分野だと思うので。



rpmとDebianの違いはあれど、同じLinuxである。windowsのソフトをmacにインストールしようとしているわけではないんだから、何とかする方法はあるはずだ。rpm deb 変換でググってみたところ、alienというパッケージを使えば良いという情報が手に入った。

# aptitude install alien

さっさとやりましょう。デスクトップに"cnijfilter-common-2.60-3.i386.rpm"、"cnijfilter-ip4200-2.60-4.i386.rpm"、"cnijfilter-ip4200-lprng-2.60-4.i386.rpm"を落としてきたので、

# alien -i cnijfilter-common-2.60-3.i386.rpm
# alien -i cnijfilter-ip4200-2.60-4.i386.rpm
# alien -i cnijfilter-ip4200-lprng-2.60-4.i386.rpm

実行。alienは.rpmファイルからDebianのパッケージ管理システム用の.debファイルへの変換もできるらしいが、コマンドに"-i"のオプションを付けることで直接インストールもしてくれるようなので、直接いっちゃいました。



エラーメッセージを返してきたが、このオプションをつけたらうまくいくかも、みたいな提案もついてきたのでそれに従ってみる(すんません、その提案メモし忘れた)。

今度はエラーメッセージを吐かなかったので、うまくいったのだろうか?



Linux上でプリンタはCUPS(Common Unix Printing System)というアプリケーションが受け持つらしいが、これが面白いことに設定画面へのアクセスがwebブラウザなのだ(プリントサーバとして使うためか?)。CUPSがインストールされたUNIX環境で、http://127.0.0.1:631/にアクセスすると自分のシステムのCUPSの設定画面に飛ぶ。

ここでプリンタの接続を確認し電源を入れ、管理タブをクリック。 「新しいプリンタが見つかりました」とみっつのプリンタが表示される。USB Canon PIXUS PIXUS iP4200と出ている行の「このプリンタを追加」をクリック。残りのふたつはパラレルポートと出ているが、パラレルポートに挿していないので無視。

「モデル」と一覧表示されている中から選ぶか、自分でPPDファイルを指定せよと指示が出る。

はて、PPDファイルとは何ぞや?

モデルの中にiP4200はなかったので、自分でどこかにインストールされたそのPPDファイルを指定しなければならないのであろう。先ほどのドライバの説明書をもらってきて、どこに何がインストールされたか確認する。曰く、/usr/share/cups/modelにcanonip4200.ppdというファイルがインストールされるそうなので、そこを探す。見つかる。指定して実行。

プリンタが正しく追加されました、とのメッセージが。



プリンタタブに移行。テストページ印刷のボタンがあるのでクリック。

うんともすんとも言わない。

設定を見直してみる、接続も見直してみる、電源が入っているかも見直してみる、そもそも故障していないかとwindowsを立ち上げてプリントテストしてみる。

全く問題はない。つまり、ドライバの問題だ。まあ、しかたないよね。イレギュラーなものをイレギュラーな方法でインストールしたんだから、問題が起きて当り前。



というわけで振り出しに戻る。一旦「デスクトップ→システム管理→Synaptic」をクリック。rootのパスワードを聞かれるので、入力。「alienによる変換」という項目から、インストールした三つのパッケージを削除。このSynapticとは、aptの機能をGUIで使えるものだと思ってください。

さて、別の方法を探そうか。google検索でdebian canonなんかをキーワードにして調べてみると、Debian向けのパッケージを作ってくれている人がいました。Debianプリンタドライバパッケージ



ここの指示に従い/etc/apt/sources.listに

deb http://mambo.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~takushi/debian ./

を追加。さらに指示に従い、

# apt-get update
# apt-get install libcnbj-2.6 bjfilter-2.6 pstocanonbj

で、先ほどの要領でCUPS設定画面にアクセス、/usr/share/cups/model/canonip4200.ppdを指定、テストプリント。

成功。

すげー、これ個人でDebian向けに改変して配布しているのかな?ありがとうございます。

もうひとつすごいのは七十行弱にわたってあーでもないこーでもないと書いたことが十二行で解決しちゃった…。ほんと、指南書じゃなくて体験談だからその辺はご勘弁を。



後は…DVDが見たいねえ…。


追記

ところで、上記のサイトで配布されるドライバ、lenny以降のDebianには入らないようですが、iP4200に関しては、lennyにデフォルトで入っていたらしいCanon PIXMA iP4200 - CUPS+Gutenprint v5.0.2などというドライバで動きました。どうやらこのPIXMAなるもの、PIXUSの海外向けブランドだそうで。

そう、DebianのCUPSにはデフォルトでかなりの数のドライバが入っているっぽいので、まずそれで動くかを確認してみるのが良いと思います。

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テーマ : UNIX/Linux
ジャンル : コンピュータ

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