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海賊党への対案を考えてみた その3

海賊党の政策の対案を考えてみる、三回目です。その一はこちらその二はこちら海賊党の掲げる政策はこちら



3. 特許制度は廃止しない、保護期間を短くする

特許制度というものは、何も発明者の発明独占のためだけの制度ではなかったはずです。世に有用な発明を公開する代償として、一定期間その発明の独占を認める、そのことによって発明の公開を促進するという目的があったはず。

ただ、現行の日本の特許法では、保護期間が20年でしたっけ。いつ定められた規定なんでしょう。エジソンの時代なんかにはそれでも良かったのかもしれませんが、今の時代、二十年前の有用な発明が自由利用できるようになりました、さてその価値はどのくらい残っているものなんでしょうと思ってしまいます。

今日の人類の技術や産業に関する進歩のスピードはすごいものです。例えば、みなさんはこの記事を何らかのコンピュータで見ているんでしょうけれど、20年前のコンピュータがどんなものだったか想像できますか?百メガバイトのハードディスクが大容量とされ、CPUのトランジスタ数は100万個ちょっとでしょ。今はハードディスクは2テラバイト、二万倍ですか、CPUのトランジスタ数はCore i7が最大で11億個あるんですよね。千百倍ですよ。

果たしてこの時代に、20年前の発明にどのくらいの価値があるんでしょう?二十年保護されて、その間に何の価値も無くなってしまっていたとしたら、世に有用な発明の公開という目的も無になってしまいますよね。自動車メーカーのスズキの代表取締役鈴木修氏も、「かつては十年ひと昔といったが、今は一年ひと昔。」と言ったとWikipediaで紹介されています

例えば保護期間五年はどうでしょう?5という数字は海賊党の掲げる著作権保護期間からの思いつきですが…純粋な創作行為に競争というものはありませんが、産業は競争です。今の時代、競業他者に5年遅れたらほとんど致命的ではないでしょうか?そうだとすればその後の無償公開が待っているとしても五年間独占する価値はあるということになりませんか。そして世の中としてみても、少なくとも今の20年よりかはずっと価値のある状態で発明が還元されるのです。どうでしょう?悪くないと思うんですが。



以上、海賊党への対案でした。コメント・トラックバックでの異論反論、間違いの指摘その他お待ちしております。たぶん海賊党としても、無批判な賛同よりも、消費者レベルで議論が巻き起こることを期待していると思うんですよ。だからこそあんな強硬なことを言っている気がするのです。

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テーマ : 著作権・特許権
ジャンル : 政治・経済

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