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講談社の子会社がHTML5・DRMフリーで漫画や小説を配信している

Internet Watch でこんな記事を見つけました。

新作の小説や漫画をDRMフリーで無料公開、「最前線」プレオープン -INTERNET Watch

>株式会社星海社は15日、新作の小説や漫画などのコンテンツを無料で公開するサイト「最前線」をプレオープンした
>「最前線」では、新作の小説や漫画などをウェブで無料で公開するとともに、公開するコンテンツについてDRM(デジタル著作権管理)を原則として廃止
>サイトはすべてHTML5で構築

だそうですよ!とりあえずアクセス (最前線 - フィクション・コミック・Webエンタテイメント) 。当方の環境はDebian squeeze/sid、ブラウザは Iceweasel (Firefox) 3.6.10 です。

確かに今までならフラッシュを使って作っていたようなサイトが、フラッシュなしで作られているようです。フラッシュやWMPやアクロバットなどをたくさん使ったコンテンツは普通重くなりますが、このサイトはあまり重く感じません。

星海社「最前線」スクリーンショット。漫画を表示したところ

漫画はこのように。

星海社「最前線」スクリーンショット。小説を表示したところ

小説はこのように表示されます (横書きですね) 。もちろんこれはアクロバットリーダーではありませんし、あんなに重くもありません。

驚くべきは、この星海社という会社、講談社の子会社だということ!講談社って言ったら「マガジン」の出版元のあれですよね?漫画業界では大手ですよ。子会社とは言え、大手がこのようなサイトを作ったのは正直驚きです。いい流れではないでしょうか。



うん、いずれにせよ紙媒体は無くなりはしないでしょうし、紙にはDRMはつけられません。今、手持ちの本を裁断してスキャナにかけコンピュータに保存する (もちろん全くの私的利用の範囲内) ことが流行っているみたいですし、デジタル製品だけにDRMをつけても不正コピーの予防に意味があるのか疑問です。

そして、DRMは用法を制限されるわ (引用など、著作権法上認められているものにすら抵抗している場合がある、コピペ禁止など) 、利用環境を制限されるわ (Windows向けDRM付きコンテンツはMacでは再生できないとか) …特に再生の都度認証を受けなければならないとかのものだと、ネットに接続できないとか認証をする元が倒産などでサービスを終了して使えなくなるという危険もあります。悪気のない利用者にもこういう不利益を押し付けることで、これはむしろ不正コピーを助長するんじゃないかとも言われています。

---コピーコントロールCD #日本での導入~現状 - Wikipedia より引用---

上記に挙げた問題点から、CCCDで発売されるタイトルは、CCCD自体への抗議意思もさる事ながら、「一度PC等でリッピングした上で、そのデータをCD-Rに焼いた方が安全」という認識から、レンタルや違法ファイルのダウンロードで済ませれば良いという意見が続出[要出典]し、CCCDを主導したエイベックスは2004年(平成16年)3月の時点でCCCD発売前より売り上げを20%も落としてしまうという皮肉な結果を招いた。

---引用ここまで---

要出典タグが付いており書き換えられる可能性もあるので、保存も兼ねて引用してみました。これはCCCDの話ですが、CCCDはCDプレイヤーの誤動作を利用したコピーガードなので、ドライブに過度の負担をかける可能性があり、しかしウォークマンやiPodなどのデジタルオーディオプレイヤーがある限りリッピングの需要もなくならない (そもそもリッピングは私的利用の範疇であるはず) ので、それだったらドライブを壊す危険を負うよりかは不法にネットにアップされているやつを利用しよう、と考えられちゃいかねない、ってわけですよ。

DRM付きコンテンツは保存には全く適しません。Windows向けDRM付きコンテンツを将来に向け保存し利用するには、将来に渡ってWindowsとそのDRMシステムが存続する必要があります。認証を受ける必要があるものは、その認証システムが将来に渡って存続しなければなりません。そして、本は人の知識を蓄積しそして将来に残すものという側面があるので (世の中としても個人としても) 、絶対に保存の需要はあります。DRM付きコンテンツで、それしか公式には手に入らない、しかしそれがとても有用なもので先々の自分のためにどうしてもそれを保存しておきたいというとき、DRM回避を欲するのは自然なことだと思います。今、電子書籍の標準形式を巡っていろいろなところで火花が散っているようですが、そのことを考えていただきたい。

よって、こういうのはどんどんやってほしいと思います。説教臭い話になってしまいましたが、読んでくれてありがとうございました。

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