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放射線で死んだ人はいない?原発事故が済んでから言うべきだ

原発意見聴取会に電力会社社員 NHKニュース (ウェブ魚拓)

「福島第一原発事故で放射線で死んだ人はいない」というのは、事実かも知れません。しかしこの言い方、何か変だと俺は感じます。

まず現在、福島の原発事故は終わっていません。首相は終わったと言っているようですが、まあそれを信じる人はさすがに原発を推進したい向きの人でさえいないでしょう。ですから解説するのは野暮だとは思いますが一応言っておくと、核燃料は溶け落ち、原子炉は損傷し、本来の冷却機構は再起不能です。現在は損傷した格納容器から漏れ出る水を集めて炉心に戻している、そういった状態です。当初のような大規模な所外への放出・流出が収まっていても、閉じ込められるべきものが閉じ込められていないのだから事故継続中です。格納容器の修復が必要とされていますが、修復どころか損傷箇所の特定もできていなかったはずです。

もう事故発生から一年半も経とうかというのに何が事故終息作業を阻んでいるのか、といえば、強い放射線ですよね。漏れ出ている水は溶け落ちた核燃料からの放射性物質を多量に含んでいて強い放射線を放っています。建屋内には高線量で人が近づくこともできない所がたくさんあると聞いています。

で、事故終息作業を進めるために、もしそういう所で人に作業させれば、その人は死ぬわけです。それができないから、事故終息作業が難航しているわけでしょう (ちなみに、人が5シーベルト以上の放射線を浴びるとかなりの可能性で死ぬことは、数々の原子力事故で (悲しいことではありますが) 既に実証されています、日本人にとって一番有名なのはJCO事故でしょう) 。

それで、「福島第一原発事故で放射線で死んだ人はいない」ってのは、事実は事実としても、すごく狡い表現じゃありませんか?それだと、例えば東電が原発を放り出して全面撤退していた場合 (もっとも、東電にはその意図はなかったということに結論づけられたようですが) にも、「作業員は誰も放射線で死ななかった」ということになりますよね。

少なくとも、事故が片付いてからそういう話をすべきだと思います。

本当に、こんな話ばかりでごめんなさい。でも我慢ならんのです。原子力発電は、俺は大人のモラルハザードだと思うのです

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テーマ : 原子力問題
ジャンル : ニュース

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