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何だ五枚刃って。そんなものは必要か?

俺がLinuxを使いはじめたこと、そしてこのブログをはじめたのは、まあ趣味もありますが、独占的なものに対する抵抗感があったからでした。最近、コンピュータではないのですが、それに類することのできる趣味がまた一つ身についたので、ここでご報告させていただこうかと。

カミソリです。

濃い・硬いヒゲに悩まされている男性、結構いるのではないでしょうか。俺もその一人で、ヒゲを本格的に処理しなければならなくなった二十ちょっと前くらいのころはフィリップスの電気カミソリを使っていたのですが、次第にヒゲが濃く硬くなってそれでは剃れなくなってしまい。家電量販店で相談したところパナソニックのラムダッシュをおすすめされました。店員さん曰く、フィリップスはヒゲの柔らかい人の多い欧米向け、肌にはやさしいがパワーがない、硬いヒゲにはブラウンかパナソニックのラムダッシュを勧めている、特にラムダッシュは現時点でたぶん世界最強なのでこれでダメなら電気は諦めてT字に行け、と。ラムダッシュは優秀で、よく剃れた、のですが。

その後、俺のヒゲが更に硬さを増したのでしょうか。ラムダッシュを買った最初の一年は特に不満もなく使っていた気がするのですが、今は満足に深剃りを実感するのは刃を替えて一月くらいの間だけになってしまいました。電気カミソリの替刃は高いのでそうしょっちゅう替える訳にもいきません。

じゃあ仕方ない、これを勧めてくれた店員さんの助言のとおりにT字カミソリを買ってみる、か?T字カミソリは、まだヒゲがまばらだった中高生のころ以来だなあなんて思いながら売り場を覗いてみたら。

五枚刃?

まあ、CMで見ていたからうっすら知ってはいましたけれど…俺の中高生時代は3枚刃ですらやりすぎ感、やりすぎ故のプレミアム感、そう、まるで日本でV8エンジンの巨大なアメ車を所有するような趣味性が感じられるものだったのに、今は五枚刃が普通に。そして、当時の小遣いで買えていたはずの替刃は、たったの四個パックで千五百円とかになっちゃっています。高いものだと1800円もするものも。

そんなバカな。じゃあ俺が高校時代に使っていたホルダーが、きっと実家を探せばどこかにあるだろう。二枚刃だけれど当時はアレがフラッグシップだった、悪かった記憶はないしきっと剃れるだろう、替刃の値段も今のフラッグシップに比べれば安かったはず、そいつを使おうってことで替刃を探してみたところ、とっくに生産終了…。

何か俺は理不尽さを感じたのです。世の中の人のヒゲの硬い柔いの割合はさほど変わってはいないでしょうよ---俺のヒゲが硬くなったのは大人になったからだ---本当に五枚刃なんて必要?十年前までは二枚刃までのカミソリで皆ヒゲを剃っていたのです、老いも若いも、濃いも薄いも、硬いも柔いも。アマゾンのカミソリのレビューでは「二 (一) 枚刃なので深剃りはできない」などとしているものもありますが、メディアに毒され過ぎだよ。メディア、メディアがいけないというか、ジレット-シックカルテルが問題か。

いや、積極的な協定を結んではいないだろうけれど、例えば今この状況で、二枚刃で、切れ味がよく、コストパフォーマンスを考えても良いものをどちらかが大々的に売り出したら、それが消費者を目覚めさせ大きく市場を動かす、かも知れません。でもそうやって薄利多売が成功しても、惰眠している消費者にプレミアム感を演出した無駄に高いものを売りつけている方が、結局は利益が大きい可能性もあるのです。シックもジレットも世界シェアを二分する大手なのですから、これ以上の市場拡大に走らなくても十分利益は上げられていて、とりあえず今の状況を壊さない、寝た子を起こさないのが両者にとってベターである、みたいな感覚が暗黙のうちに両者に働いてもおかしくはないでしょう。

こういう暗黙の了解的なものが、四枚刃、更に五枚刃を生みだし、替刃の値段を高止まりさせ、かつての二枚刃のフラッグシップモデルを (それで十分剃れるという事実を隠し、忘れさせるために) 生産終了させ、あるいは大幅に縮小させている、みたいなところはあるんじゃないでしょうか。疑りすぎですか。でもこれを放っておくと

19枚刃のカミソリのイメージ (たぶん合成)
Gillette Fusion XXL – the next razor from Gillette? @ CatoNettより引用
いつかこんなカミソリでヒゲを剃る日が来そうでね…

いずれにせよ「独占的なものに無批判にひれ伏すのは嫌」という俺のビョーキが疼くわけです。



そんなことを考えていたとき、ふと疑問が頭を過りました。十年前は二枚刃のカミソリだったわけですが、それより昔のカミソリはどうだったんだろうと。まず頭に浮かんだのが、かつて床屋で見たT字でも安全でも使い捨てでもないカミソリ。

直刃カミソリのイメージ
File:Straight Razor cropped.jpg - Wikimedia Commons より引用

T字カミソリに対して直刃カミソリ、ストレートレザーなどと呼ばれるそうですが、創作ものではこれを使って暗殺…なんてことも描かれるくらいですから、切れ味は良いでしょう。五枚刃の時代に業務用でこういうのが現役なら、それは一枚刃でも十分だという証拠でもあるかと (刃がむき出しだからどこに刃が当たっているのかがわかりやすい=客を怪我させにくい、ってのもあるかも) 。しかし床屋や暗殺のイメージのとおり、あれは人に剃ってもらうためのものであって、一人で使うのは困難に思えます。

床屋の髭剃りのイメージ
File:Barber shaving Damascus Syria.jpg - Wikimedia Commons から引用の画像ですが、こんな感じ。ただし、ゴルゴ13が69年に発表されたエピソード「ベイルートVIA」でこれで自分で剃っていましたし、現在でもこれで自分で剃る人はいる模様。



そういえば「スカイフォール」では007がこれで自ら剃ろうとして、それをボンドガールのひとりに見られ、珍しがられていましたね、結局ボンドガールに剃ってもらっていたけれど。やはり自分で剃るのは難しいのでしょう。



次に思いついたのが、嫌がらせに使われるようなカミソリ。長方形に近い薄い金属板の長辺に刃が付いていて独特の切り込みが入っている、アレです。漫画「ボンボン坂高校演劇部」で部長の下駄箱に大量に入れられていたり、ジョジョの奇妙な冒険でも出てきました。あとそうだ、小中の理科・生物の授業で顕微鏡で観察する対象物の薄片を切り出すのにも使った記憶があります。

両刃カミソリのイメージ
File:Rasierklinge.jpg - Wikimedia Commons より引用

こういうやつ。安全カミソリとは言われていますが、ちっとも安全な気がしない、嫌がらせの鋭利で危険なイメージです。鋭利で危険ならそれだけ切れ味も良さそうですが、あれって正しい使い方はどうなのでしょう?もちろん、嫌がらせは誤用なわけで…ので、ドラッグストアへ。フェザーハイステンレス、十枚定価525円、うちの近くの店では420円強でした。大変経済的です。そのパッケージの裏面に解説が付いています。ふんふん、専用のホルダーがあって、それにハメて使う、と。


見つけた動画。パッケージの説明よりも何がどうなっているのかわかりやすい

更にネットで調べてみると、これは「両刃カミソリ (Double Edge Safety Razor) 」という20世紀はじめ頃のジレットの発明で、替刃式カミソリの走りであり、現在はこれのコピー品が世界の刃物メーカーから出されていて、それぞれ互換性がある、とのこと。しかも、日本製であるフェザーハイステンレスはこれらの替刃の中では最も高い部類になるそう、あの値段で。これは (現在の) ジレットやシックの、五枚刃の押し付けに抵抗できるものではないか、良さそうだと思い、早速ハンズへ行ってホルダー「フェザー・ポピュラー」を購入。

んで、剃ってみると…。

続く

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テーマ : ヒゲ剃り
ジャンル : ヘルス・ダイエット

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