スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

デスクトップ環境というもの

予告と違いますが、以前からデスクトップ環境デスクトップ環境と連呼しまくっていたことについて、それの説明をば。



デスクトップ環境というのは、ユーザーに机の上で作業をする感覚でコンピュータを使える環境を提供するソフトウェア群のことをいいます。

つまり、机の上に散らかっている書類で下の方に追いやられているものを引っ張り出して読む感覚で、重なり合って隠れてしまったウィンドウをクリックで表に出したり、整理された書類に用がある場合にはフォルダをクリックしたり、いらない書類はゴミ箱にポイしたり。

机の上の環境をコンピュータ内に再現、それでデスクトップ環境と呼ばれるわけです。



Windowsなんかはマイクロソフト一社が開発してるわけですが、Windowsのデスクトップ環境は基本的にWindowsだけです。というのも、マイクロソフトがデスクトップ環境にいくつも選択肢を設けたら自分たちもサードパーティの開発者も、もちろんユーザーも混乱してしまうだけなので。それ以外のものもあることはあるんですがマイクロソフトは関与していません。

しかし、オープンソースであるソフトウェアならば、一つである必要はないんですよ。今あるソフトウェアに満足出来ないなら自分でいじってもかまわないし、場合によっては一から開発し直してもいいわけです(自分で開発は出来なくとも、今あるソフトウェアの何が不満でどういう物が欲しいのか、明確なビジョンを示すことが出来れば賛同者が集まることも考えられますな)。

というわけで、オープンソース文化の定着したUNIXライクOSでは需要の数だけソフトウェアが存在します。それはデスクトップ環境においても例外ではないというわけです。このことがユーザーに混乱を与えている可能性は否定できませんが、多くの人はディストロのデフォルトをそのまま使っていて、興味あらば他のも入れてみているといった感じなので、ひどい影響はないと思われます。



とりあえず、何でもかんでも揃えている総合的なデスクトップ環境はGNOMEKDE、そしてXfceです。GNOMEとXfceはGIMP Tool Kit(GTK+と書いた方が通りが良いか?)というGUIツールキットを、KDEはQtというツールキットを採用しているので、どちらかで作られたアプリケーションを多用する場合はそのどちらかを使うのが王道なんでしょう。

しかし、これらは何でもかんでも揃えている分軽くはありません。とりあえず、PC/AT機で快適に使いたいならばWindowsXPが快適に動くレベルの性能が必要です。Xfceはこの三つの中では軽いと言われていますが、やはりWindowsXPの動かない環境では少々辛いと思われます。様々なコンピュータに移植され、様々な環境で動くことを期待されているLinuxにおいて、もっと軽いGUI環境が欲しいという需要がありますし、そうでなくともこんな至れり尽くせりいらないからシンプルな物が欲しいという需要もあるでしょう。



というわけで、総合的なデスクトップ環境でなくて、ウィンドウマネージャというウィンドウの管理をするソフトを単体で動かす人も多いようです(ただし、総合デスクトップ環境のために用意されたウィンドウマネージャ、KDEならばkwin、GNOMEならばMetacityは単体で使われることを前提としていないのでこういった用途には向かない)。

で、おそらくその中では最も人気なのが、Fluxboxというもの。配布物も少なくDebianならばaptを使うことでインストールもすぐに終わります。

しかしこれ、アプリケーションを起動するためのメニュー(画面上で右クリックしたときに出てくる)などに日本語を表示しようとすると文字化けするという問題を抱えています。0.9までは日本語のコードがeuc_JPだったのでこれをUTF-8に切り替えてやるだけでよく、そのための方法もググれば沢山でてきたのですが(mousehouse - weblogさんのfluxbox on UTF-8の記事がわかりやすい)…去年リリースされた1.0ではその方法がどうやらそのままでは通用しないようで…。どうしよ。Ubuntuに1.0が載るようになれば対処法は出回ってくれるんだろうか?…と書いていて気がついたが、siduxではFluxboxのサポートがあるじゃないか。フォーラムでその手の話題がないか探してみるか。

さらに、単体で動かすことが多いタイプのウィンドウマネージャはEnlightenmenticewmなど、色々あるみたいです。興味があればどうぞ。使ったことがないので俺は何とも言えませんが。



とりあえず、UNIXライクOSでは需要の数だけデスクトップ環境が存在し、だからこそ「デスクトップ環境」という概念を考える必要があるんだよ、という話でした。

あ、それとあるデスクトップ環境向けに書かれたプログラムは別のデスクトップ環境では動かないのでは、などと心配する向きもあるかも知れませんけど、少なくともGNOME/KDE/Xfce/Fluxbox間は特に問題がないように思えます。freedesktop.orgという、異なるデスクトップ環境間での相互運用の問題点を追求するプロジェクトもありますし、多分大丈夫でしょう(ただし、KDEとGNOMEのゴミ箱の規格が別で、両方インストールするとデスクトップにゴミ箱がふたつ現れるということが僕の環境で確認出来ています、両方ちゃんと動くので問題というほどの問題でもないんですが、見栄えが悪いです)。

関連記事

テーマ : UNIX/Linux
ジャンル : コンピュータ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ざっぱー

Author:ざっぱー
(この画像について)

当ブログについて
メール
(このメールアドレスへの特定電子メール (迷惑メール) の送信はお断りします)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。